〜安心は、気づかないところに敷かれている〜
子どものころ、
わたしが走っていた道は、まだアスファルトではありませんでした。
小石や砂、ところどころ土がむき出しの、でこぼこ道。
自転車に乗っていると、石にタイヤがぶつかって
体がふわっと浮くことが、よくありました。
それでも楽しくて、夢中でこいでいたけれど、
ある日、町の道がアスファルトに変わったとき
「ウソ、えっ 気持ちいい……」
子どもながらに、びっくりしたのを覚えています。
ガタガタしない。スイスイ進む。
道をしっかり見てなくても、まっすぐに走れる。
あの時わたしは、
「安心して進める」って、こういうことなんだって、
初めて身体で感じたのかもしれません。
今、当たり前のように歩いているアスファルトの道も、
きっと誰かが「歩きやすさ」を思って、
整えてくれたもの。
ベビーカーも、自転車も、車椅子も、
それぞれのペースで進めるように。
わたしたちが“気にせず進める”ということは、
気にしてくれている誰かがいるということ。
今日の小さな問いかけ
Q:あなたが「安心してできていること」って、どんなことですか?
ぜひ下欄に、あなたのお答えを教えてくださいね〜
大切に読ませていただきます。
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