〜記〜一枚の中に、物語を宿す〜
わたしの父は、プロ並みに写真を撮る人でした。
何気ない日常も、旅先の風景も、ファインダー越しに命が吹き込まれていくような
そんな瞬間を、たくさん見せてくれました。
父がよく言っていた言葉があります。
「写真には、ストーリーがないとあかん」
「何を伝えたいのか、それがないと、ただの風景になってしまう」と。
カメラは、ただ“記録する道具”じゃない。
それは、わたし達の「心の中のストーリー」を映すもの。
だからこそ、一枚の写真には、想いが宿ります。
誰といたのか。
どんな空気だったのか。
何を感じて、シャッターを切ったのか。
その全部が、写真の奥にあるんだなぁと思います。
スマホで何枚も写真が撮れる今だからこそ、
「伝えたい想い」大切なのかもしれないですね。
・頼りなげに咲いている小さな花
・旅先で見上げた、美しい空
・雨上がりの奇跡のような輝き
・誰かと笑い合った、その瞬間
技術じゃなくて、気持ちを撮る。
カメラの法則。
それは、「この一瞬に、あなたが何を感じたかを大切にしよう」
という、心からのメッセージ。
父が教えてくれた
伝えたいストーリーを大切にしてゆきたいと思います。
今日の小さな問いかけ
「その瞬間に、どんな物語を込めたいですか?」
よかったら、あなたの言葉を聞かせてくださいね。
そっと、大切に読ませていただきます。
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