〜祈ることは、いまを丁寧に生きること〜
昨日、高野山で聞いた「三密(さんみつ)」という教えが、
心に深く残りました。
三密とは、
身(身体)・口(言葉)・意(こころ)の三つを整えること。
右手の仏様と左手の自分を合わせる(身)、
祈りの言葉を唱える(口)、
誰かの幸せを願う気持ち(意)。
この三つが揃うとき、
人は「今ここ」にしっかりと存在し、
祈りが生まれるのだと教わりました。
わたしたちは日常の中で、
たくさんの小さな祈りをしています。
朝、空を見上げて天気に感謝すること。
目の前の食事に手を合わせること。
それはすべて、
誰かを思い、周りの人とつながる行為。
「祈ること」は、
未来を変えるためのお願いではなく、
今をていねいに生きるための在り方なのかもしれないなぁと感じます。
祈るということは、
自分とまわり、今と未来を、大切にするということだと思いました。
今日の小さな問いかけ
Q:どんな祈りを響かせますか?
よかったら、あなたの声も聞かせてくださいね。
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