人間関係——
それは、わたしたちの毎日に欠かせないものであり、
時に、いちばん心を悩ませるものでもありますよねー
職場でのちょっとしたすれ違い。
家族との価値観のズレ。
友人との距離感。
そして、何より「わかってもらえない」寂しさや苛立ち。
そんなふうに、心がモヤモヤする日もありますよね。
「もう、何もかも面倒くさい」
「どうして、わたしばっかり我慢してるんだろう」
そうつぶやきたくなる日も、あるかもしれません。
人間関係の悩みって、
一見「相手との問題」に見えるけれど、
本当は――
自分自身の心の中で起きていることが多いのです。
🌱 人間関係の悩みは、自分を知るチャンス!
誰かの言葉に傷ついたとき、
本当に傷ついたのは、その人の言葉でしょうか?
それとも
その言葉を通して揺さぶられたあなたの内側の感情でしょうか?
え? どういうこと???
もしかすると、戸惑っておられるかもしれません。
(わたしは、初めて聞いた時、意味が分かりませんでしたのでご安心を)
たとえば、
「あなたっていつも中途半端ね」と言われて
怒りや悲しみが湧いてくるとしたら、
「あの人の言葉に傷つけられた」って思いがちですが、
「ちゃんとやらなきゃいけない」
「いい評価でなきゃいけない」
という自分へのプレッシャーが刺激されたのかもしれません。
とするならば、
人間関係の中で湧いてくる感情は、
相手のせいではなく、
あなたの内側にある“価値観”や“思い込み”が反応していることが多いのです。
🌱 わたしが自分をボロ雑巾のように扱っていた時
かつて、わたしは自分を“ボロ雑巾”のように扱っていました。
まるで、自分の気持ちはどうでもいいように。
相手が心地よくなるなら、それでいい。
「わたしさえ我慢すればいい」――本気で、そんなふうに思っていたんです。
相手を優先しても、思ったような反応をしてくれるわけではない。
優しくすれば返ってくると思っていた優しさが、返ってこなかったとき――
わたしの中に、イライラや怒りが生まれました。
すると、そんな自分を責めてしまう。
「そんなことで怒るなんて、わたしって器が小さい」って。
うまくいったとしても心が晴れない。
何かが足りない。
達成感も満足感もなくて、
ぽっかりと空いた穴のような“虚しさが、いつも残るようになりました。
🌱 本当は、誰を大切にしたかったの?
わたしが本当に怒っていたのは、
相手に対してではなく・・・
「ずっと自分を後回しにしていた自分自身」
でした。
自分を後回しにして、
誰かを優先することは、
一見「優しさ」に見えるけれど、
それは、どこかで「見返り」を求めている行動だったのかも・・・
人の反応次第で感情が揺れるというのは、
自分の中に「満たされていない部分」がある証拠なのかもしれません。
🌱 自分を大切にすることが、人間関係を変えていく
人間関係の悩みは、
わたしと誰かの問題のようでいて、
実は――
わたしと「わたし自身」との関係性が反映されていたのです。
まずは、自分を大切に扱うこと。
怒りが湧いたら、その奥にある悲しみや孤独に気づいてあげることが大事。
そっと自分自身を抱きしめて、よしよししながら
イライラするね、腹が立つよねとうけとめて、
「いま、どんな気持ちなの?」
「あのとき、どうして欲しかったの?」
「わたしはどうしたいの?」
そんなふうに、静かに心に問いかけてみてください。
その声を無視せずに聞いてあげるだけで、
あなたの中で、人間関係は少しずつ変わっていきます。
人はひとりでは生きられない。
でも、自分を犠牲にしてまで誰かとつながらなくてもいい。
まず、あなたがあなたの一番の味方になってあげてください。
心の嵐が過ぎたあと、
そこに残るのは、
自分をまるごと抱きしめるような、あたたかな安堵感かも♡
今日の質問
Q 一番大切なのは誰ですか?
小さな声でもかまいません。あなたの心の声に耳を澄ませてみてくださいね。
あなたの答えを下欄にお書きくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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