〜やさしさが重なってできている場所〜
住宅街にある、公園。
走り回る子どもたちの笑い声は、最近ではあまり聞かなくなりました。
以前は、ベンチでおしゃべりするママたちの笑い声も聞こえたものです。
そんないつもの風景のなかで、
公園は静かに、わたし達をやさしさを見守ってくれています。
昨日、その公園の清掃活動に参加しました。
草を抜いたり、落ち葉を集めたり、ゴミを拾ったり。
ふだん公園を使っていない年代の方々もたくさん集まってくださっていました。
そのなかの高齢の女性が、わたしにこう話しかけてくれました。
「若い人は、やることがたくさんあるんだから、出てこなくていいのよ。
わたしも若い頃は、年長の人にたくさん助けてもらったから」
その言葉、素敵ですよね〜
実は、こんな思い出もあります。
ある日、清掃日ではない日にひとりでゴミ拾いをしていたとき、
遊んでいた中学生の男の子が、わざわざ近づいてきてこう言いました。
「ありがとうございます」
それだけでも心がじーんとしたのに、
その子はそのまま一緒にゴミ拾いを始めてくれたんです。
するとそれを見ていたお友達たちもどんどん加わり、
気づけば、中学生みんながやっているんです。
その後、その子たちが塾に行く時間になって帰ったあと、
今度は、その様子を見ていた小学生の女の子たちが
自然とゴミを拾い始めました。
すごいことです!言葉にしなくても、みんな素晴らしい!
公園は、わたしたちの成長を見守ってくれた場所。
もしかすると、誰かの「ありがとう」や「どうぞ」が重なっているから
穏やかで、やさしい場になり、素敵なドラマがあるのかもですね。
今日の小さな問いかけ
Q:最近、どんなドラマがありましたか?
よかったら、あなたの声も聞かせてくださいね。
大切に読ませていただきます。
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