失敗したら笑われる?価値が下がる?…

そう感じてしまうあなたへ贈る、心が軽くなる視点

何か新しいことに挑戦しようとした時、
普段、いつものことをしている時でさえ、
もし、失敗したらどうしよう
うまくいかなかったら、周りに笑われるかもしれない
こんなこともできないなんて、自分の価値が下がってしまうんじゃないか

そんなふうに感じて、心がぎゅっと硬くなったり、
一歩を踏み出すのが怖くなったりすることはありませんか。

わたしも経験があるので、とても苦しいですよね・・・
まるで、自分自身を「ダメだ」と責めているようで、息苦しくて

そんな時、知っておいてほしいことがあります。
そのように感じてしまうのは、あなたが弱いからでも、臆病だからでも、決してありません
それは、わたしたちが持つ、とても自然な心の働きでもあるのです。

今日は、その「恐れ」の正体を一緒にそっと見つめながら、
あなたの心が少しでも軽くなるような視点を、いくつかご提案させてくださいね。

なぜ、わたしたちは失敗を恐れるのでしょう?

 わたしたちが失敗を恐れるのは、他者からの評価を気にして、
ご自身の価値と行動の結果を強く結びつけてしまいがちだからかもしれません。 

わたしたちは社会の中で生きており、「認められたい」「受け入れられたい」と自然に願っています。
そのため、「笑われる」といった他者からの否定的な反応が、
まるで自分の居場所が脅かされるかのように感じられ、強い恐れにつながることがあります。 
(まさに、わたしがこれでした)

 例えば、「うまくできた自分」は良いけれど、「失敗した自分」はダメだ、
結果次第でご自身の価値が変わるように感じてしまうと、挑戦すること自体が怖くなってしまいますよね。

 ですから、失敗への恐れは、ご自身の価値を守りたいと願う、
わたしたちの自然な心の働きから来ているのだと、わたしは思います。

心を少し軽くする、3つの考え方

そのお気持ちを、まずは「そうか、そうか、わたしは今、怖がっているんだね」と、
できれば、ご自身を抱きしめてよしよしと、優しく受けとめてください。
それから、3つの視点を試してみてくださいね。

1つ目:あなたの「価値」と「行動」は、別のものです

 1つ目は、あなたの「価値」と「行動」は別のものである、という視点があります。 

なぜなら、あなたの存在そのものの価値は、
何かができたり、できなかったりする「行動」や「結果」によって決まるものではないからです。
あなたが「あなたでいる」こと、それ自体がかけがえのない価値を持っています。 

たとえ挑戦がうまくいかなくても、もし誰かがそれを否定的に見たとしても、
それはあなたの価値が低いからではありません。
それは「その人が他人の挑戦を温かく見守る余裕がなかった」という、相手側の事情に過ぎないのです。 

なので、行動の結果とご自身の価値を切り離して考えると、心は少し軽くなるのではないでしょうか?
あなたの素晴らしさは、結果によって1ミリも変わらないのですから、どうか安心してくださいね。

2つ目:「失敗」は、「うまくいかない方法を見つけた」だけ

2つ目は、「失敗」を「うまくいかない方法を見つけた貴重な学び」と捉え直してみること。 

失敗を「終わり」や「ダメなことの証明」と捉えてしまうと、次の一歩が重くなってしまいます。
でも、視点を変えれば、それはゴールに向かうプロセスの一部に過ぎません。 

「そっか、このやり方だと、うまくいかないんだな」と気づくことができた、と考えてみる。
それは「ダメだった」という証拠ではなく、「じゃあ、今度はこっちを試してみよう」という、別の方法へ進むための大切なヒントになります。 

このように、失敗を「学びのサイン」として考えることができれば、
恐れが少し和らぎ、新しい挑戦へのエネルギーに変えていけるかもしれませんね。

3つ目:完璧じゃなくても、大丈夫

三つ目は、「完璧を目指さなくても大丈夫」とご自身に許可することです。 

失敗を恐れると、どうしても完璧な準備ができるまで動けなくなってしまいがちです。
(あ〜 これも、わたしでしたー)
最初から100点を目指そうとすると、そのハードルの高さにめげてしまいます。

いきなり大きな山を登ろうとせず、
今日はここまででいい」「まずは、これだけやってみよう」と、「小さな一歩」にしてください。
その小さな「できた」という感覚や、「うまくいかなかったけど、大丈夫だった」という安心感を一つひとつ積み重ねていくことが大切です。 

完璧を求める気持ちを少しゆるめて、小さな一歩から始めてみることをお勧めします。
その積み重ねが、きっと安心自信を育ててくれるはずです。

失敗を恐れるのは、それだけ真剣に、誠実に物事に向き合おうとしている証拠です。
その気持ちも、挑戦しようとする勇気も、どちらも大切なあなたの一部なのです。

どんな自分も、歩みのスピードも、そしてご自身の心を、
何よりも一番、大切にしてあげてくださいね。


Q あなたは今、どんな「小さな一歩」を 踏み出してみたいですか?

あなたのお答えを教えてくださいね。
下欄に書いてもらえると嬉しいです。

関連記事

  1. うまくいく人、いかない人の違い

  2. 【すぐそばにある、わたしの幸せの見つけ方】Vol.65 お月様の法則

  3. 何から始めますか?

  4. 「親の面倒を見ないのは、冷たい人ですか?」

  5. 事実と意見を分ける

  6. 【すぐそばにある、わたしの幸せの見つけ方】Vol.87夏の食べ物法則

  7. 【すぐそばにある、わたしの幸せの見つけ方】Vol.86 改札口の法則

  8. 【すぐそばにある、わたしの幸せの見つけ方】Vol.7白湯の法則

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。