わたしたちは、
つい「これが正しいのかな?」「間違っていないかな?」と、外側に正解を探してしまいます。
でも、本当に大切なのは
“わたしにとってどうか”。これが「わたし思考」です。
正解思考の罠
先日のことです。
あるお母さんが、先生から「お子さん、少し落ち着きがないですね」と言われました。
その瞬間、頭の中でこんな変換が起きてしまったのです。
- 「うちの子は問題児なのかな?」
- 「そんな子に育てたわたしは、ダメな親なのかも…」
先生の言葉と自分の解釈がごちゃ混ぜになってしまったのですね。
本当は「落ち着きがない様子が見えた」という事実が伝えられただけなのに、
そこに「ダメな子」「ダメな親」というラベルをつけてしまったのです。
わたし思考に切り替える
ここで大切なのが「わたし思考」。
「わたしはどう感じたか?」と立ち止まるだけで、事実と解釈を分けることができます。
- 事実:「先生が“落ち着きがないですね”と言った」
- 解釈:「うちの子はダメ」「わたしはダメな親」
この二つを分けると、心がふっと軽くなるのです。
ワークのご紹介
ぜひ一度、紙に「事実」と「解釈」を書き分けてみてください。
最近、誰かに言われて気になった言葉を思い出して、左に「事実」、右に「解釈」。
書き出してみると、
「これは事実じゃなく、わたしの頭の中で作ったストーリーだったんだ」
と気づけることがあります。
これが、正解思考からわたし思考へ移る最初の一歩です。
まとめ
安心や調和は、正解を見つけたときに生まれるのではなく、
わたしを信じて選んだとき に広がっていきます。
Q わたし思考を取り入れると、どんな気持ちや選択が生まれますか?
下欄にあなたのお答えを教えていただけると、嬉しいです。
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