【すぐそばにある、わたしの幸せの見つけ方】Vol.14ペンの法則

〜書き出すことで、わたしに還る〜

お気に入りのペンを手に取ると、
それだけで、少し心がやわらかくなる。

太さ、素材、インクの色、書きやすさなど
“書く”という行為にも、
その人らしさが、あらわれる気がします。

わたしは、書くことで
「整理する」というより、
すでに自分の中に“あったもの”を見つけているように感じます。

言葉にされるまで気づいていなかったけれど、
確かにそこにあった感情や想い。

ペンは、それをこの世界に
“生まれさせてくれる”相棒のような存在です。

ちなみに、最近わたしが気に入って使っているのは、
ペンでもなく、フリクションでもなく
カートリッジインクのペン

少し、違うんです。
適当には書けない。
紙にインクがじわっとにじむ感じや、
ペン先の小さな音。

言葉ではうまく言えないけれど、
“時間の流れごと、書く感覚”があるような気がします。

書いているその時間ごと、
いまの自分を丁寧に映してくれる。

“ただの文字”じゃなく、
この瞬間のわたしが紡いだ言葉なんだって。

たぶん、これまで使っていたペンでも、
同じように言葉を紡いでいたはず。

でも、時間をかけずに書いていたから、
気づかなかったのかもしれません。

もしかすると、
自分の小さな声に“耳を傾ける”ことに、
時間を使うことを惜しんでいたのかもしれない。

書くことって、
伝えるためでも、整えるためでもなく、
ただ、“聴いてあげる”という優しさでもあるんですね。

書きかけでも、ぐちゃぐちゃでも、
いまのわたしから出てきたことなら、それでいい。

どんなわたしも受けとめてくれるこの一本に、
今日も感謝します。

お気に入りのペンを手に取ると、
それだけで少し、心がやわらかくなる。

そして

ペンは、見えない“わたしの本心”を、
そっと“見える化”してくれる存在なんだと思います。

だから、今日もまた
どんな言葉が出るのかを、面白がって書き出してみようと思います。


今日の小さな問いかけ

Q:今日、どんな言葉が、見つかりましたか?

よかったら、下欄にあなたのお答えを教えてくださいね。
大切に読ませていただきます。

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