〜“かたちを持たないもの”が、やさしく包んでくれる〜
空に浮かぶ、いろんな雲たち。
ひこうき雲、入道雲、ちぎれ雲、龍のような雲。
同じかたちは、二度と現れない。
雲って、ふわふわしていて軽やかで、
でも、近づくとつかめない存在。
実体があるようで、実は水蒸気。
つかみどころがないのに、わたしたちに必要な恵みの雨を届けてくれる。
近寄ると見えないけれど、遠くからは、確かにそこにある。
雲は、そんな“実態のない姿”を見せてくれている気がします。
わたしたちもまた、同じかもしれません。
目に見える身体は、無数の細胞の集まり。
でも、実際にはもっと細かくて、素粒子のように、
目には見えない「実体のないもの」でできている。
わたし達は、
目に見えない気持ち、言葉にならない思考、
自分では動かせない内臓の働きに支えられて生きています。
・やさしい物体としての雲
・姿をとらえられない水蒸気の雲
・かたちすら持たない“見えない雲”のようなもの
わたしもまた、そんなふうに、
かたちのないものたちに守られ、生きている。
不思議ですね・・・
今日の小さな問いかけ
Q:どんな時に、わたし達を守る目に見えないものの存在を感じますか?
ぜひ、下欄にて、教えてくださいね。
大切に読ませていただきます。
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