子育てに正解はない。
子育ての最中、私は自分のやっていることが果たして正解なのか、とても不安でした。
今、こうして子育てを終えたから分かったのは、子育てに正解はないということです。
子どもそれぞれ、成長のスピードはあるし、個性もまだわかりません。
極端にいうと、子どもの数だけ、子育ての方法があるということです。
親ができることは、子どもが自分で体験し、子どもが自ら自分を育てていく力を信じること。
それとともに、それができる環境を整えることです。
子どもが自ら自分を育てられる環境とは、どういったことだと思われますか?
そうです、子どもが自分で考え、選び、行動できる環境をいいます。
「これをしなさい」とか「こうする方がいい」ではなく
「どうしたいの?」「何をしようか?」という”しつもん”になります。
子どもが自分で考え、選べる環境になる、”しつもん”が大切です。
生まれながらに、乗り越える力がある
赤ちゃん時代、ハイハイして立ち上がる時、何度何度も、ふらつき、尻餅をつきながら、立ち上がる姿があります。教えなくても、そんな大変なことを一人で乗り越える力があります。

すごいと思いませんか?私たち、誰もが生まれながらに、乗り越える力を持っているのです。
私たちは、その力を信じ、子どもの持っている力を発揮できる環境を作るだけでいいのです。
子どもが嫌がることを無理強いせず、子どもがやりたいことを応援し、見守ること。
そうすれば、子どもは自分らしく生きる方法を身につけていくのです。
子育てやしつけの大半が、やってはいけないことを教えることになっていないでしょうか?
これはダメ、あれはダメだと教えられると、未来に希望が持ちにくくなります。
人生は喜びや楽しみが溢れていると感じられると、自ら望むことに安心して夢中になれるので、自分の好きなことや嫌いなこと、得意なことなどを知っていくのです。
間違った事実を記憶する
人は、親の言葉や周りの大人の行動などに影響され、自分の枠や価値観や思い込みを作ります。
例えば、ふと親の顔を見た時に、暗い表情だったなら、自分に責任を背負い込みます。それは子どもが勝手に思い込んだ間違った事なのですが、子どもがそのように理解すると、子どもにとってはそれが事実となり、間違った記憶をしてしまいます。
えええ 、まさか・・・ということが、誰にでも起こります。そして、その間違った記憶に人は苦しみや生きづらさを感じるのです。
人は、これまでの人生で達成したこと、これからの人生で達成する、すべてのことは、思い込みの影響を受けています。思い込みとはあなた自身がずっと考えていることです。または、何度も周りのオトナから自分にいい聞かせてきたことやかけられてきた言葉によってつくられているのです。
できるだけ、親や周りのオトナの価値観や思い込みを与えないようにするには、子どもが自分で考え、選び、行動する経験を積み重ねることです。子ども自らの経験は、自信となり、自分を肯定し信頼する力になるのです。
子どもは大人の姿を見ています。本当にびっくりするくらいにです。
そして、本当に学ぶのは、親の言葉ではなく、生きる姿です。
私たちは、人生を自分らしく生きることや楽しむ姿を見せることに、全集中して良いのだと私は考えます。
今日の質問
「子どもを笑顔にするために、何をしますか?」
今日のFacebook Liveで参加された皆さまと「見守るだけで子どもは育つ」について話しました。
よかったら聞いてくださいね。
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今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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