人の役に立ちたい。ずっと、そう思っていました。
話を聞くことなら、特別なスキルがなくてもできる。そう思って、相談に乗ることも多かったんです。
でも、話を聞き終わったあと。相手の表情がどこか晴れないまま帰っていく姿を見るたびに、胸の奥がざわついていました。
「なんか疲れた…」「なんて言えばよかったんかな」「相談しなきゃ良かったって思われてるかも」
人の役に立ちたいはずなのに、自分は何もできていない気がして、ひとりで自己嫌悪していました。
もともと、母や祖母が自分を後回しにして、家族を優先する姿を見て育ちました。わたしのために、自分のことより優先してやってくれていることに、なせか罪悪感を感じていて・・・
だからこそ「せめて他人の困りごとを助けられる人でいたい」と、心に決めていたのかもしれません
そんなとき、SNSで目にした「必要なメッセージを届けてくれるカード」という言葉。
カードセッションを学び、カードはスキルではなく「在り方が大切」だと知りました。
ある男性のセッションで、突然の沈黙があり、10分ほど、何も話さない時間が続きました。
体が冷えていく感覚。「どうしよう」「このまま待ってていいの?」不安でいっぱいだったとき、講座で聞いた言葉が浮かびました。
「カードと質問には力がある!」わたしはただ、その場にいることを選びました。
しばらくして、彼が言いました。
「今まで話したことは全部嘘です。初めて、自分の本心が今わかりました」
答えを出したのは、わたしじゃなかった!相手の中にある気持ちが、自然に言葉になった瞬間でした。
それ以来、「わたしが、どうにかしなきゃ」という思いは少しずつ手放せるようになりました。
答えを出さなくてもいい。信じて、待つだけで、人はちゃんと変われる。
この経験を、今、同じように悩んでいる人にそっと手渡したいと思っています。
もし、人の話を聞くたびに疲れてしまったり、
「わたし、ちゃんと役に立てているのかな」と感じることがあるなら
わたしが大切にしている
「答えを出そうとしない関わり方」について