「生きづらい」「モヤモヤ」を解消!社会のルールという名の制服を脱ぎ捨て、ブレない軸で生きる方法

はじめに:なぜ、わたしは社会のルールに縛られて燃え尽きてしまったのか?

以前のわたしは、「自分の本当の気持ちや意見よりも、社会のルールや会社の常識に従う方が、絶対に正しい」と固く信じ込んでいました。そうすれば周囲から評価され、楽に生きられるという根拠のない思い込みがあったからです。

わたしは自己肯定感が低く、人目を気にしすぎる傾向があったため、自分の内側の声を聞く代わりに、ひたすら外側のルールに従おうと努力し続けました。でも、どれだけ努力し、自分を殺して波風を立てないように振る舞っても、現実は違いました。

わたしの我慢や犠牲は「当然のこと」として見過ごされ、報われることはありませんでした。そして、ある時から原因不明のイライラやモヤモヤが日常化し疲弊し続け、最終的に、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」を発症してしまいました。この強烈な苦痛は、わたしが無意識にかけ続けていた『我慢のストッパー』が壊れ、『もう自分を偽るのは限界だ』と、体が発した緊急の警告信号だったのです。

小学生の制服を着続けていたわたし:違和感の正体

なぜこれほど苦しく、燃え尽きる事態になったのか。その違和感の正体を探る中で、わたしは一つの答えにたどり着きました。それは、「小学生の制服を、大人になった今も着続けている」状態と同じだという例えです。

成長すれば、身体に合わなくなった制服は脱ぐのが自然な道理です。しかし、わたし自身は、社会人になっても、サイズも時代も合わない「社会のルール」という名の古い制服を、脱げずにいたのです。

わたしの本音や才能(身体)は、もう大人としてもっと自由な表現を求めているのに、合わない制服(ルール)に縛られて常に動きにくく、息苦しい状態でした。この無理な状態を続けていたからこそ、わたしの心は悲鳴を上げ、「自己決定感」を完全に失い、最終的に燃え尽きてしまったのです。

自分を解放する「選択」の力:能動的な軸の作り方

燃え尽きから立ち直る過程で、わたしは「自分の意見は何よりも大切である」という原則を、自分の人生の軸に据え直したのです。そして、苦しみから解放される鍵は、全ての行動を「自分で選ぶ」という意識を持つことだと知りました。

例えば、守らなければならない会社のルールがあるとき、以前は「義務だから仕方なく」と受け入れていました。しかし、今は違います。「自分とは違う考えだけど、チームの長期的な安定のために、あえてこのルールに従うことを『わたしが選ぶと内なる自分に宣言するようにしました。

自分で選ぶ「能動的な選択」ことで、わたしは自己決定感を取り戻しました。

他人に強いられた「やらされ感」から、自分の意志に基づいた「能動的な行動」へと意味が変わり、納得感が生まれることで、イライラやモヤモヤは徐々に消えていきました。

今すぐできる「選択」のワーク:本当の自分を取り戻す実践

この気づきを得て以来、わたしは毎日簡単なワークを実践しています。
それは、自分が「やりたくない」と感じているルーティンやルールを行う前に、「わたしは〇〇という理由(目的)で、今からこのルールに従うことを『選びます』」と心の中でつぶやくことです。

例えば、「上司のやり方に納得できないが、今月の目標達成のために、この方法に従うことを選ぶ」。
この理由は、他者に迎合するためではなく、必ず自分の前向きな目的に結びつけることが重要です。この習慣によって、わたしは自分の人生の「決定権」が自分にあることを日々再認識し、失った自己肯定感を取り戻しました。

燃え尽きを経験したわたしだからこそ言えます。
この小さな「選択」の積み重ねこそが、あなたがストレスなく「本当の自分」として生きるための、最も確実で強力な一歩となるはずです。



Q. あなたが今、無意識に着続けている「合わない制服(社会のルール)」は何ですか?そして、それを脱ぎ捨てた後に「自分で選んで着たい服(本当の価値観)」は何でしょうか?

ぜひ、下記のコメント欄であなたの気づきを教えてくださいね。

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