〜「流す」ことは、手放すこと〜
毎日、何度となく使っているのに、
その大切さにあまり気づいていない場所。
それが「トイレ」かも・・・
身体にとって“いらなくなったもの”を流してくれる。
それだけでも、ありがたい存在
よく考えてみたら、トイレって、
わたしたちにとって、とても“やさしい場所”
たとえば、
誰にも邪魔されずにひとりになれる時間。
ちょっとだけ深呼吸できる場所。
新聞をめくる場所、本を読む場所、スマホを見る場所。
ちいさな「自分だけの個室」
そして、“流す”という行為そのものが、
「出す→空く→手放す」
出すから、入る。
流すから、スッキリする。
手放すから、新しいものが入ってくる。
そんな循環を、わたしたちは1日に何度も体験してるんですよね。
(…トイレで。笑)
ということは
身体にとって不要になったものを流すことは、
心の中の“いらないもの”を手放す行為にも似ている。
いらなくなった感情、
モヤモヤ、
引きずっていた言葉や出来事。
トイレでそっと一緒に流せるような気がしました。
まもなく「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という、
半年の穢れを祓う神事があります。
わたしたちの毎日にも、
「小さな祓いの時間」が用意されているのかもですね。
トイレに入ることが、
ただの習慣ではなく、
ちょっとした“自分を整える儀式”ととらえると
今日は、
自分にとって余分になった何かも、
そっと流してみようと思います。
祓ってくれてありがとう
整えてくれてありがとう。
今日の小さな問いかけ
Q:あなたが最近“そっと流したもの”はなんですか?
ぜひ下欄に、あなたのお答えを教えてくださいね〜
大切に読ませていただきます。
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