〜きれいにする思いやり〜
昔、紙石けんというものがありました。知らない方の方が多そう 笑
小さくて薄いシート状の石けんです。
学校に持っていくのに便利で、
水に触れるとふわっと溶けていく様子が、なんだか不思議で楽しかった記憶があります。
当時の固形石けんは、ちょっとごつごつしていて、
乾くと表面がカサカサ、ひび割れてしまうものも多かったです。
泡立ちもいまほど良くなくて、手で何度もこすっていた気がします。
あるときから、
やわらかくて、しっかり泡立つ石けんには感動しました。
ふんわりした泡が肌を包むと、
「汚れを落とす」だけじゃなく、
自分を大切にしている時間になるような気もしました。
石けんには、用途によっていろんな種類があります。
身体を洗う石けん。
顔を洗う石けん。
服を洗う石けん。
ものを洗う石けん。
それぞれ違うように見えて、
共通しているのは
「きれいにする」というやさしい働き。
そしてその行為には、
“清よめる”とか“リセットする”とか、
目には見えない作用も、含まれている気がします。
昔の、「祓い」と「清め」の簡略版なのかもしれませんね。
(まもなく、夏越の大祓いです。半年の穢れとお清めを
橿原神宮様へまいります。ご一緒される方おられませんか?)
今日の小さな問いかけ
Q あなたの石けんの思い出はなんですか?
よかったら、聞かせてくださいね。
やさしく、ていねいに読ませていただきます。
この記事へのコメントはありません。