こばしりゆきこ 質問で未来を創る

自信は、学びの量や時間で得られるのではなく
「振り返り」と「自己受容」から育ちます。

自分らしく、もっとのびのび自由に生きるには
自分との関係が大切です。
今回は「振り返り」と「受容」の大切さをお伝えします。

学びだけでは、自信はつかない

自分らしくなりたい
もっと自由に生きたい
そのために、たくさんの学びを
してきたのですが

どんなに知識や経験を積んだとしても、
自分と信頼関係ができていなければ、
その力は半分も活かせませんでした。

わたしは、経営者として23年、
旅行業界で仕事をさせていただきました。

好景気のおかげで、成功している一人でした。
ところが
経験や立場、経済的な豊かさを手に入れても
満たされているとか、幸せと感じることが
ありませんでした。

そのことに気づいたことをきっかけに
幸せになる方法や自分探しが始まりました。
全ての問題の原因は
結論を言うと

わたしは自分に自信がなかった！
自分が信頼できなかったのです。

成功を手にしても、感謝されても
受け取ることすらできていなかったのです。

「わたしは、まだまだ。もっと頑張らなきゃ」と
自信のなさを打ち消すように、自分を追い込んでいました。

かつてのわたしは
自信を持つために、学びで補おうと
インプットを繰り返す傾向がありました。

「まだ足りない、それは学んでない」と
気になるものは、自己投資と理由をつけて
学びまくりました。

が、どれだけ学んでも、自信は生まれないというのが
わたしの結論です。

アウトプット後の振り返りが重要

自信は
学びの量や時間で得られるのではなく
アウトプット（行動）後の”振り返り”から育ちます。

アウトプットとは、人に伝えることですが
人に伝えるとなると、わからないことを調べ
理解しようとします。

また、話をしている時に、さらに腑に落ち
インプットされるのです。

振り返りとは

振り返りは、
・うまくできたところ
・次回への改善点
・学んだこと
などを書き出し、自分の理解度や状況を把握するので
より良い成果を得るための行動が明確になります。

また、振り返りをすると
自分自身のことが客観的に見えてきます。
長所も短所も見えてくるのです。

テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチは、
試合や練習の後にメンタルコーチとセッションを行い、
自分の感情や思考を振り返ります。
彼はこのセッションを通じて、プレッシャーの中での
メンタルのコントロール方法や、自信を保つための戦略を
学んだと言われています。

わたし達におきかえて考えると
たとえうまくいかないことがあっても
改善方法がわかっているので
失敗を怖がらず、行動できるのです。

自信を
結果ありき、相手ありきの考え方がありますが
結果を残しても、賞賛されなければ

いえいえ、賞賛されたとしても

「自分はまだまだだ」
「もっと頑張らなきゃ」と
いつまで経っても自信にはなりません。

自信があるとは
必ず成功するというより
自分ならこれくらいできる
これだと難しいなど

自分の物差しで
これでいい！　大丈夫！　難しい！　辞めよう！と
判断できることだと思っています。

どんな自分も受容する

２つ目は、どんな自分も
「よしよし」と受容すること。

条件を一切つけない！ことがポイントです。

「上司に褒められたから」
「お客様に喜んでもらえたから」
「プレゼンがうまくいったから」
「子どもの成績が良いから」などの

条件をなくすこと。

たとえ、
結果がなくても、うまくいかなくても
どんなに悲惨で、人に見せられなくても

無条件に「よしよし」と受容すること。
「よく頑張ったね」
「ありがとうね」
「大好きだよ」と言葉をかけると
尚いいです。

カッコつけていた自分
頑なに頑張っていた自分に
心を開いてくれるようになります。

周りの期待に応えられなかったとしても、
無条件に、自分へ愛を注ぐこと。
それが「自信」のもとになります。

期待に応えようと無理をして頑張ると
自分の扱い方が分からなくなります。

今日の話をまとめると
自信（自分を扱う力）をつける２つのこと

①行動やアウトプットしたときの振り返りを毎回する
②どんな自分も「よしよし」と受容

質問を使って振り返りや自己受容すると
心の中にある本当の自分の思いを
引き出すことができます。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

あなたの感想やご意見を聞かせていただけると嬉しいです。

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今日の質問
「あなたにとって、自信とはなんですか？」

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