もっと料理が上手になりたい！
もっと美味しく作りたい！
想いが強ければ強いほど
できていいないところに
意識が向いてしまいます。
これは
自分自身に対しても
相手に対しても同じです。
わたし達は、
常に自分を守る力が働き
無意識に
「うまくいってないこと」を
探しています。
平和だと言われる日本に住んでいても
命を守る本能は、自然にはたらきます。
例えば
レシピを見ながら、家族のために
料理を作ったとしましょう。
火が強すぎて、少し焦げてしまいました。
「あー こげちゃった 失敗した」
「柔らかいはずが、硬くなっちゃった」
「まだ煮えてない」
「焦げの臭いがする」
どんどんダメなところを、重ねてしまいがちです。
「わたしは料理が下手よね」
「また、失敗しな」
「なんで、火を弱くしなかったんだろ」
「弱火って書いてるのに、ちゃんと読んでない」
「前も同じことやったよね」 などと
料理のダメ出しが
いつのまにか、自分自身にダメ出しをしています・・・
自分が自分自身に対して
できていないことばかり言うと
いつのまにか自分を情けなく思ったり
否定し、嫌いになってしまいます。
その結果、自分を信じられなくなり、
料理が嫌いになったり、他のことにも意欲が失せ
本来の力を発揮することができません。
これでは、本末転倒ですね。
うまくいかないことがあった時
できないところを見つけて、改善することをすると
次回に活かせ成長すると考えられていますが
実は、ここに落とし穴があります。
「反省会」しようと、子ども達が言うくらい
浸透している言葉ですが、どうでしょう
「反省会」の文字を読んだだけで、気が重くなりませんか？
ここで、気持ちが下がり、
やる気が一気になくなるように
わたしは、感じます。
この気持ちのまま
対策や工夫することを考えても
いいものが生まれません。
こんな時は
「振り返り」という言葉に変えて
まず、良いとこ探しをします。
「野菜が丁寧に切れている」
「色がカラフルで元気になれそう」
「素材のおいしさがあって体に良さそう」
「家族の健康を願って愛がこもってる」
「冷蔵庫にあるもので工夫できている」など
うまくいっていることに注目すると
気分が良くなってきます。
まず、うまくいっていることを見つけ
うまくいかなかったことを改善する
次に、活かすことです。
「うまくいったことは何があった？」
「点数をつけると何点かな？」
「どうしてそう思うの？」
「工夫できることは、何がある？」
もし、真っ黒のコゲコゲになったとしても
必ず、うまくいってることはあったはず。
どんな気持ちで取り組んだのか
きっと「美味しくなぁれ〜」と思って作り始めたはず。
その気持ちも、うまくいったことになります。
小さなうまくいっていることを見つけて
「また、作りたい！」
そんな気持ちを作っていきましょう。
まとめると
わたし達は、無意識にできていなところに注目しがち。
「反省会」ではなく「振り返り」をして、良いところを見つけてから、改善点を考える。
チャレンジの意欲が生まれる工夫をすることが大切！
やる気を失わせない工夫、大事です。
今日も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
＊この話は、料理好きな母がどれだけ作っても自信につながらない。
自己否定ばかりしている様子から、どうすればやる気を失わずチャレンジできるのか？
その答えを綴りました。
今日のしつもん
「なんだかうまくいかないなぁと感じていることの中で
うまくいってることはなんですか？」
感想や、しつもんのお答えを一番下の欄に、お書きくださいね。
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