〜やさしさの手ざわり〜
バスタオル、フェイスタオル、スポーツタオル。
サイズも形も色もさまざまで、
素材もふわふわだったり、さらりとしていたり、
毎日そばにあるのに、意識することは少ないかもしれません。
でも、汗びっしょりかいたときに
「あぁ、やっぱりタオルってありがたいな」と感じます。
社会人になったばかりのころ、
転勤する同僚に贈るタオルを買う当番になったことがありました。
当時のわたしは、ブランドや素材に詳しいわけでもなく、
「スポーツタオルでいいかな」と、なんとなくで選んでしまったのです。
ところが後日、別の方が他の同僚に選んできてくれたタオルは、
ふわっとした上質な手ざわり、落ち着いた色味、品のあるパッケージ。
「タオルって、こんなに違うんだ…!」と驚いたと同時に、
ちょっとだけ、今思い出しても、恥ずかしい気持ちになります。
汗を拭く、手を拭く、濡れた髪を包む。
他のもので代用できないわけじゃないけれど、
それを“気持ちよく”“心地よく”してくれるのは、やっぱりタオル。
吸水性、やわらかさ、乾きやすさ。
そして、そっと触れたときの、あのやさしい感触。
日常の中に、こんなにも自然にわたしたちを快適にしてくれるものって、
実はそう多くないのかもしれません。
タオルは、当たり前すぎて見逃しがちだけれど、
わたしたちの暮らしに欠かせない、“大きな支え”。
その存在に気づいたとき、
「ありがとう」の気持ちがわいてきました。
今日の小さな問いかけ
Q あなたの暮らしを支えてくれる当たり前の存在は何ですか?
ぜひ下欄に、あなたのお答えを教えてくださいね〜
大切に読ませていただきます。
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