あなたが現在見ているのは 「受け止める」と「受け入れる」の違い──コップと飴でわかった、言葉との距離

「受け止める」と「受け入れる」の違い──コップと飴でわかった、言葉との距離

誰かに言われたひとことが、何日も頭から離れない。


100回褒められたことより、たった1回の嫌な言葉のほうが残ってしまう。


──そんなこと、ありませんか?


先日のオンラインサロン(Harmonia)で、この話をしました。


コップと飴で、やってみました




用意してもらったのは、空のコップと、飴をいくつか。


まず、思い出します。
相手の言葉や態度で、気持ちが動いた出来事を。


そのときに湧いた感情を、ひとつずつ言葉にして、飴に乗せていきます。


怒りの飴。
やるせない飴。
どうして自分ばっかり、の飴。


気づきの飴。


その飴を、コップの中へ。
ひとつずつ、言葉にしながら入れます。


コップの中は、いっぱいになりました。


そこで、コップを逆さにしました。


飴は、全部落ちます。
コップの中は、空になります。


言われた言葉は、入るだけ




このコップが、わたし自身。
気が利かないね。
本番に弱いね。
センス悪いね。


そう言われると、どんどん入ってきます。


「わたし、センス悪いんだ」
「確かに本番に弱いし」


そうやって、ずっと持ち続けてしまう。


でも、コップの中に入っているだけ。


コップそのものには、なりません。


とらわれているときは、飴がへばりついている状態。


だから、逆さにする。


うれしい言葉も、実は同じでした。


「気が利くね」と言われて、うれしいですよね。


そのまま入れっぱなしにすると、
「気が利く人でいなければ」に変わっていきます。


いい言葉も、一度出す。


出せば出すほど、器は大きくなっていきます。


コップも飴も、どこのおうちにもあるものです。
おうちでも、やってみてください。


受けとめると受け入れるの違い




受け入れるというのは、その言葉を自分のものにしてしまうこと。


コップにへばりつけて、自分がそれそのものになってしまう状態です。


どちらかが犠牲になっているので、関係もしんどくなります。


受けとめるは、こうです。


「あなたはそう思うのね。わたしはこう思う」
相手を否定していません。
自分も曲げていません。


両方を尊重できているのが、受けとめるということでした。


言葉は、その人の中から出てきたものです。


その人が見てきたもの、感じてきたことから、出てくる。


だから、その言葉はその人のもの。
わたしのものでは、ない。


それは、事実ですか




もうひとつ、大切にしたい問いがあります。


「それは、事実ですか」


事実とは、年代を超えて、性別を超えて、民族を超えて、
みんなが一致していること。


その人だけが言っていることは、事実ではありません。


事実ではないことに、振り回されなくていい。


嫌な気持ちは、なくさなくていい




ネガティブな感情は、ポジティブの100万倍強いと言われています。


だから、なくそうとすると苦しくなります。


なくさなくていい。


「わたし、今イライラしてるね」
「腹が立ってるよね」
自分の状態を、言葉にしてあげる。


そうすると、心の中は「気づいてくれたんだ」と静まっていきます。


自分で自分を抱きしめて、よしよしする。


お金もかからないし、道具もいりません。


これを続けていくと、
危険を察知しようと張りつめていた脳も、ゆるんでいくそうです。


みんなで作った、戻れる問い




最後に、参加された方たちと問いを作りました。


否定されるような言葉を言われたとき、自分にかける問いです。


「それは、誰の意見?」
「それは、受け入れている? 受けとめている?」
「今言われた言葉を、良い言葉に言い換えると?」


「そもそもあなたって、そんなひと?」


ある方が、こんな言葉を聞かせてくれました。


「あなたの色はこの色よね、と言われても、その色に染まるわけではない。
本来わたしは、すべての色を受けとめられる透明な存在だから」


別の方は、こう話してくれました。


「あなたはそういう世界に住んでいるのね。わたしはこっちの世界にいるから」


そこで線が引けると、すごく楽になった、と。


コップを、埋め尽くさなくていい




最後に、参加された方が、こんな話を聞かせてくれました。


地震があったとき、離れて暮らすご家族のところに、電話がかかってきたそうです。


「大丈夫でしたか」


その一本のことを、あとからご家族づてに聞いたのだそうです。


「離れているのにね。


いつもいつも『あなたと繋がってますよ』って、言い合っているわけじゃないんです。


でも、そういう時に、ふっと言葉をかけてくれる存在がいる。


本当にありがたいなって」


そして、こう続けてくれました。


「嫌なことを言う人もいるけれど、みんながそうじゃない。


そう思ったら、コップの中の自分を、
ひとつの感情で埋め尽くしてしまうのは、
もったいないですよね」


嫌なことを言われて反応している時間は、自分の人生の時間です。


その時間を、どこに使いましょうか。


今日のしつもん




今、コップから出したい言葉は、なんですか?
よかったら、下欄から教えてください。


あなたの言葉を読ませていただけたら、とても嬉しいです。


Harmoniaのご案内




月に2回、オンラインで集まっています。


がんばって学ぶ場ではありません。
答えを出さなくても、大丈夫。


そのままで在る、という時間です。


今回のように、コップと飴のような
おうちにあるものを使って、
自分の心を見にいきます。


はじめての方の体験も、できます。


ご希望の方はこちらのフォームから、
「サロン体験」と書いてお送りください。


最後まで読んでくださって
ありがとうございました。


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