どの子も、生まれながらに素晴らしい能力を持っている
うちの子はまだオンラインは、無理!もう少し、できるようになってから・・・と親が制限をかけている場面に出くわします。そんな時、私は、「本当にそうなんだろうか?」と考えるのです。
その子が自分でできるようになるタイミングってどんな時でしょうか?学校では、オンラインも取り入れられて、経験しているのですが、親のストップがかかります。(何の場面の話だろうかと思われるかもしれませんので、簡単に説明すると、レモネードスタンド という小児癌の研究を集める活動をしています。子ども達が主体的にやっている活動のため、子どもだけで、オンライン会議をしています。)
レモネードスタンド の子ども達は、コロナになる前から、オンラインで子ども会議をしていました。なので、授業がオンラインになっても、余裕で参加することができる嬉しい効果がありました。
オンラインでの操作など、私が詳しく説明してはいませんし、初めてオンラインに参加する子ばかりでした。私がやることを見様見真似と、どの子も持っている好奇心で、あっという間に使いこなしていくのです。それは、もう成長の早いこと!!
キーボードで単語を打つようになるのも、驚きです!低学年の子は、高学年の子の様子をみて自然に学んでいくのです。(先日のレモネード活動での子どもの力はこちらからご覧ください)
自分が本当に興味を持ち、やりたいと思ったことをやる力を、誰もが生まれながらに持っているのです。学力であらわれるものではないので、とてもわかりにくいのですが、見えない力(非認知能力)が子どもは、きっと私たちより、高いと私は、想像します。
まとめると、子どもは生まれながらに、どの子も、見えない(非認知能力)、集中力や問題解決力、真似をする力、やる気、好奇心、想像力を持っています。

親や周りのオトナは、その力を引き出せる環境やかかわりをするのが役割なのです。
その過程や、方法は私たちが考えるものとは違うかもしれませんし、他の子ども達や育児書とは正反対かもしれませんが、違っていることが自然なのです。子どもが何に興味を持ち、何が好きなのか、どんなことに不思議さを感じるのか?子どもの中の秘密を見つけるようにワクワク見守れたら、親子ともにとても幸せなことだと思います。
頑張る子育てを卒業
子育てを、やらなければならないとか、すべきでがんじがらめにして頑張る子育てを卒業しましょう。目の前の子どもの素敵なところをたくさん見つけて、その力を伸ばすこと。そしてそれを認め、喜びあうハッピーな親子関係でいることに価値を持つことが大切なのです。
なぜなら、人は、持っている力を発揮できると、実力以上の力を発揮できるますし、うまくいくようになっているのです。自分を小さく縮めてしまうと、本来の力さえ出すことができないのです。
親は子どもを愛するあまり、”いい子”や”できる子”になって欲しいと望むかもしれませんね。
子どもも期待に応えようと”いい子”や”できる子”を目指します。そうなると、子どもが自分自身で、親の決めた枠の中に入ってしまいます。そうすると本来の力は出るのでしょうか?・・・
子どもは親とは違う
子どもは生まれながらに、親とは違う人格です。子どもには選択することや、意見を表明する権利や、人生を自分で進んでいく権利を持っています。(子どもの権利条約より)
親が思う子どもの幸せは子どもにとって幸せかどうか、わかりません。子ども本人にしかわからないのです。手遅れになってはいけないからと先回りして、段取りがいい方法や失敗しない方法を教えてしまう場合があると思いますが、子どもは、自分で体験しながら自分で軌道修正して学んでいきます。

それは、見ていてハラハラするでしょうし、焦ったく感じるでしょう。でもでも、そこはじっと忍耐です。ここでこの時間を取ったほうが、結果的には早くたどり着きたいゴールに行けるのです。子どもが自立するには、自分の足で歩まなければ、強くて太い根っこ(土台)ができません。
親の役目は
どんな道を選んでも、この子は必ずうまくいく。この子は自分で幸せを掴むことができる。と信じて見守ることしかありません。
その様子は、ママ友やご両親には理解され難いことかもしれません。でも、あなたが子どもを思う気持ちは誰よりも強いのです。いい評価をされなくても、子どもを愛していることに変わりはないのです。
他人に理解されなくても、子どもを信じていることと、子どもを愛している気持ちがあれば、十分です!テレビや雑誌の理想のママと比べるなんて、必要ないですよ。
今日の質問
「子どものどんな輝きを、見つけたいですか?」
あなたのお答えを教えていただけるととても嬉しいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
*夏頃、「一生使える子どもメンタル」グループレッスン開始予定
ご興味のある方は、詳細希望より「子どもメンタル希望」とお書きください。
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