こばしりゆきこ 質問で未来を創る

きっと、絶対、普通　を多発

「絶対、誰かの批判をしている！」
「普通、目があったら挨拶するよね！」

わたしは相手の気持ちや行動を読める！
わたしの勘は当たる！
など思うことはないでしょうか？

一度経験したことに
わたし達は

”絶対”
”普通”
として物事をとらえてしまうことがあります。

わたし自身、”絶対”や”普通”を
多発していた時期が
あります。

絶対こうなるはずと思ったことが
現実に起こるとますます、わたしの勘は
鋭いんだからと自信を持っていたかもしれません。

息子に対しても

「普通こうするよね！」

とよく言ってたのです。

普通って　大変なんや！

ある時
息子から

「普通　普通って
普通って、大変なんや！」

と、言われました。

えっ？！　そうなん？？？

その一言がきっかけになり
何が彼をそう言わせてしまったのか・・・

わたしは
無意識に他の子どもと比べていたんですね。

わたしに「普通・・・よね」と
言われるたびに
「なんで僕はできないんだろう…」

と、落ち込んでいたのかもしれない
そう思うと、胸が痛みます。

当時のわたしの中にあった人生哲学は

だったんですよね
その概念から、息子や出来事を
見ていました。

努力しない自分やあきらめそうになる
自分が嫌いで、とにかく必死で頑張る
ことで、自分を保っていました。

その概念は、
やる気を感じられない息子にイラッとして
嫌味っぽく
「普通　　よね」と発していました。

本当にごめんね

子どもの頃に
勉強熱心の両親からいい点数を
求められ、それ以外は
ため息をつかれた経験から

自らやりたいわけじゃないけど
ため息をつかれたくないから

とにかく
みんなができることは
一通りできるようにならなきゃと
頑張りました。

その時に身についてしまった
何事にも努力することや頑張るべき
みんなと同じことはできるべき

そんな歪みを持ってしまったのです。

いわゆる

「べき」思考です。

心理学を学び
「認知の歪み」というもので
あることを知りました。

詳しくは、
「99パーセントは思い込み」鈴木敏明著
わかりやすく書いてくださっています。

わたしは他にも
まるかばつかという「白黒思考」もありました。

この思い込みから自動思考してしまい
自分や周りを傷つけたり、責めたりしてしまうのです。

子どもの頃
自分自身を守るために
身につけた概念や思い込みは
大人になった今でも持ち続けてしまいます。

それが
息苦しさになっているなら

自分の概念に基づいて物事を
みてしまいがち。

「それは、本当にそうだろう？」
「それがなければ、どんなことになる？」

と、自分に問いかけ、
いまの思考に変化を起こすことが
大切です。

普通でいる必要などない
普通ってそもそもなに？
普通になるための努力は、自分のためになる？ 

当時のわたしに
問いかけたいと思います。

過去の辛かった記憶に蓋をして　
負の遺産として抱え込んだままだと
視野が狭くなり
思考に歪みが出て　
見えなくなるものも多くなりがち

過去に忘れ物をしない。今解決できることは、
後回しにしない。逃げずに、全て解決する姿勢も
実はとっても大切です

ライフコーチ　ヒロコ・グレース　　　

ヒロコ・グレースさんのお言葉にあるよう
後回しにせず、解決のきっかけになるよう
「しつもんで学ぶ　心のこと」を開講しました。

さまざまな心理療法の考え方
認知の歪みを知り
自分自身にピンとくるものを取り入れて
I’m OK. You’re OK.の自他尊重の世界を
堪能していただきたいと思います。

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今日のしつもん
「あなたの絶対や普通はなんですか？」

お答えを下欄にて教えていただけると嬉しいです。