子どもをなんとかしようとしない

「うちの子、言うことを聞かなくて困ってる」

とよく相談されます。

たまたま
小学生が友達同士で話しているのを聞いたことがあります。

「うちの親、わたしの話を全然聞いてくれへん」
「命令ばっかりで、うるさいねん」

「自分は口ばっかり、やってないのに・・・」

今の時代は、誰もが忙しく
時間に追われながら
生活するのが一般的で
なかなか心にゆとりができません。

子育てされている方は
本当にきつい時代だと思います。
毎日、ご苦労様です、敬服いたします。

だから
ついつい
「何度言ったらわかるの!」と声を荒げて
しまうこともあるかもしれません。

その結果、教えたり注意したつもりのものが
「お母さんが、怒って怖かった!」
という
感情しか伝わらないということも起こってしまいます。

これ、とっても残念ですよね。

子どもを変えることはできない

「何回も言わせないで!」
「なんで?あんなに言ったのに!」

子どもを変えようとすると、
その通りにいかなかったときに怒りが生まれます

もしかしたら、
これは子どもを
都合の良いように

いうことを聞かせよう

としているときに起こりやすいのかもしれないですね。

いい子」とは大人にとって「都合のいい子」のことです。いい子だからかわいがるのではなく、かわいがるから本当のいい子になるのです。一般的には、親や社会に都合のいいことが長所で、都合の悪いことが短所だとされてしまっています。けれど子どもが幼いときから自分の気持ちを抑え、我慢をするのは立派なことに見えるけれども、実は自分を見失うことでもあるのです。大きくなったとき、自立を妨げることでもあります。

佐々木正美 「子どもの心の育て方」

佐々木先生がおっしゃるように
わたし達大人の言うことを聞く「いい子」を求めると
自分を見失うこともあることを
わたし達は知っておくことが大切ですね。

子どもが行動を変えたくなるかかわり


わたし達も
相手が、自分を都合の良いように変えようと
してくると、どんな気持ちになるでしょうか?

拒否反応を持ち、相手に嫌悪感を持ちますよね。

それは
子どもも同じです。

子どもを変えようとしない

わたし達ができることは、
子どもが自ら「変わりたくなる」
ような
しつもんに変えることをおススメします。

「片付けなさい!」

ではなく

「どうすれば、片付けしやすくなるか
 一緒に考えて」

と子どもを巻き込むと
いいかもしれません。

わたし達オトナは
「どうすれば、伝わるのだろう?」
と考えると
いいですね。


今日のしつもん
「伝えたを伝わるに変えるために、意識することはなんですか?」

お答えを教えていただけると嬉しいです。

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