こんなこと言ったら嫌われるかも・・・からサヨナラする方法

I’m OK. You’re OK.というコミュニケーション

子どもたちの成長には、
人との関係が欠かせません。

まわりのおとなの様子や
こども達にかけるわたしたちの態度や言葉から
子どもたち人とのかかわり方を身につけていきます。

わたしたちおとなが、
相手に合わせるかかわりをしていると
こどもも、相手に合わせるようになり

わたしたちおとなが
相手を否定するかかわりをしていると
こどもも、相手を否定するかかわりを
するようになります

相手」を大切にしすぎるかかわり
自分」を大切にしすぎるかかわり

どちらも、
対等ではありません

こうした関係を解決するためには、
「相手」も「自分」も大切にする
コミュニケーションが必要です。


自他尊重表現型
(I’m OK. You’re OK.)です。

非主張的自己表現型
(I’m not OK. You’re OK.)

でも
攻撃的自己表現型
I’m OK. You’re not OK.

でもありません。

わたしたちは
こうして生きているだけで
そもそも素晴らしい存在なのです。

一方が良くて
一方がダメなことは
ありません!!

どんな時も
立場や、経験、年齢を超えて

自分も相手も傷つけることのない
かかわり方
が大切です。

”違いは間違いではありません”

「正しい」のがどちらかではなく
それぞれの意見を知り
どう折り合って何を大切に関係を
作るのか
を話し合うしかありません。

それぞれ違っていいし
違う意見を伝えても
関係は、壊れません

むしろ
違う意見を素直に伝えた方が
好感をもたれ、関係は良くなります

伝えるときに
ちょっとしたコツがあります。

今日は
3つお伝えしますね。

・相手の意見に共感を伝える

・主語は「わたし」にする

・行動ではなく「気持ち」を伝える

相手の意見に共感を伝える

わたしたちは、自分の中にないものがあると
反応する特徴があります。

自分の意見と違うと、
即、否定したり、間違いと認識してしまいます。

まずは
どんな意見にも
「なるほど」「それいいね」と相手の意見を
共感する言葉を伝えます。

これは、相手と同じ意見になることでは
ありません
ので、安心くださいね。

「わたし」を主語にする

わたしたちの会話の主語
あなた
世間
学校
社会
先生
になっていることが多くあります。

そういう話は
聞きたくない!ってわたしは
反応しちゃいます。 笑笑

ではなく
わたし」を主語にすると
相手に届けることができます

行動ではなく「気持ち」を伝える

わたしたちは
こんなふうになってほしいと
思うばかりに
「これをやった方がいい」
「こんなふうにしたらダメ」と
正論を伝えることがあります。

不思議なことに
正しければ正しいほど
相手は、聞く耳を持ちません。

正論や理屈ではなく
気持ち”を伝えます。

先ほどの
主語をわたしにして

「わたしは〜してもらえると嬉しい」
「わたしは〜をされると悲しい」

主語を「わたし」+「気持ち」
伝えられると心に響きます。

本心を伝えると
攻撃されるのではないかと
不安になるかもしれませんが
まったく逆です。

あなたが、もし

「わたしは、片付けてくれたら嬉しい」
「わたしは、無視されて悲しかった」

言われたらどんな気持ちになりますか?

わたしは
喜ばせたいなぁ
悪いことしたなぁ
と思います。

また、素直に気持ちを伝えるあなたに
好感度が上がります

このような
「相手」も「自分」も大切にする
コミュニケーションをアサーションといいます。

こんなこと言ったら嫌われるかも」と
相手に合わせすぎていたなら
大切な自分が置き去りになっています。

自分の意見や気持ちを伝えても
関係が壊れないアサーション
使っていきましょう。

「NO」という権利

こんなに素敵なコミュニケーションですが
一つ大事なことがあります。

こちらの思いが伝わっても
相手には「NO」という権利があります。

断られたとしても
お互いを理解しようとする
対話が生まれる可能性は高まります

わたしたちおとなと同様に
こどもたちの悩み人間関係です。
特に新年度が始まったこの時期

友達や先生と意見が違う時
どういう態度をとると仲良くできるのか?
とても悩んでいます。

一度でも
うまくいかない経験をすると
人とのかかわりに怖さ
抱えてしまうこともあります。

こどもたちに
アサーションを伝えたところ
「気が楽になった」
「知ってよかった」
というお声をいただきましたので
改めてアサーションを綴りました。

今日も最後まで
お読みいただきありがとうございました。


今日のしつもん
「どんなコミュニケーションを
 とりますか?」

 あなたのお答えを教えていただけると嬉しいです。

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