小学生の英語苦手意識をどう克服すればいいか?
最近、小学生のママ達と話をしていると
「うちの子、英語が嫌いみたい・・・」
「英語、どうしよう・・・」
「英語できないと最悪」
と話されていることが少なくありません。
授業で学び始めて
まだ、数ヶ月ですから
決めつけなくてもと思いますが
親としては不安になるのも
わかります。
ただ
親の主観で決めつけてしまうと
子どもの可能性を奪ってしまうことにも
なりかねません。
背景を問いかける
そこで、
「どこが難しいの?」
「どんな時に英語が苦手と感じるの?」
「何がいやなの?」
と聞いてみてくださいと伝えています。
発音を先生にやり直しされるのがカッコ悪い。
友達にクスッと笑われた。
先生が言ってることがわからない。
など、いろんなことが考えられます。
その背景の奥には、
恥ずかしさや
笑われて傷ついたことや
意味がわからなくてシャットアウトしたこと
などが隠れています。
英語そのものが苦手なのではなく
その時起きた出来事や周りの反応から
湧き出た感情が見えてきます。
そうすると、
かける言葉や
子どものその気持ちに寄り添うことなど
わたしたち大人のかかわり方が変わります。
わたしたち大人のように
経験や学びがなくても
子どもなりの理由や背景があります。
子どもが言った
「英語嫌い!」を
“英語が嫌いな子ども”と短絡的に
考えるのはもったいないです。
“今、英語が嫌いと感じている子ども”として
かかわれると、子どもを傷つけず
尊重してくれる親として信頼を得ます。
扱われなかった感情は残る
うまくいかなったことを
責めてしまったり
次はうまくいくよと励ましてしまうと
その時感じた
悔しい気持ちや
残念な気持ちが
扱われず、
残ってしまいます。
そうすると
うまくいかないことがあると
扱われなかった気持ちが
よみがえり
失敗が怖くなり
「もうムリ」
「どうせできない」
と悲観的になることがあります。
失敗の意味づけをいいものに変える 共感と承認
「やり直しさせられたら恥ずかしいよね」
「笑われたら嫌だよね」
「そらそうだよね」
「ママだったら泣いちゃうかも」
子どもの気持ちに共感して
「泣かずに教室にいた○○ちゃん、すごいね〜」
「初めてのことはできなくていいんだよ」
「大丈夫だよ」
「よくやったね」
「うまくなることに一歩近づいたね」
承認して、できなかったことに
未来を感じる意味づけをすることが
大切です。
問いかけることで、子どもの気持ちや背景を知り
子どもに寄り添うことで、
萎縮せず自分のペースで学ぶことができます。
うまくいかなかった経験こそが
その子の人生において大きな力になります。
子どもの一言に反応せず
「何があったの?」
「どうしてそう思うの?」と
問いかけることを意識してはいかがでしょうか?
子どものケースで書きましたが
会社の上司部下や友達同士の会話でも
同様ですので、使ってくださいね〜〜
今日のしつもん
「その言葉や行動の背景は、何があるのだろう?」
お答えや感想は下方に書いていただけると嬉しいです。
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