「“頑張る”を手放した方が、うまくいく」

今日は「頑張ることをやめること」は、「怠け」になる？
について考えていきたいと思います。

頑張るとは・・・

わたしを含め多くの人は、小さな頃から「頑張る」ことを褒められたり、
「頑張り続ける」ことが正しいと教えられたりしてきました。

でも、その「頑張り」が、
自分らしさを失わせていたり、大切な何かを見えなくしてしまっていたら……

わたしの経験では
頑張ることが、楽しい！のであれば、良いと思います。
が、頑張るが無理をしていることなら、よくない選択なのだと思います。

頑張らないとは、「怠ける」とか「一生懸命生きるのをやめる」とは違い、

ということだとわたしは、思います。

「頑張らないこと」を選ぶとき、わたし達は、つい罪悪感を覚えてしまうものです。
わたしもかつて、「頑張らないなんて怠け者みたい」と思っていました。
けれども、頑張り続けることには限界があり、それを超えると心も体も悲鳴を上げます。

限界といっても、わたしの場合は、30年ほどは頑張り続けたので、
頑張っていることにも、気づきにくいのだと思います。

頑張ることを一旦やめて、自ら「立ち止まる時間」を持つこと。
それは怠けることではありません。

むしろ、
自分を大切にし、これからの人生をどう進んでいきたいかを
考える大切な時間なのです。

それでも、立ち止まらない場合は、わたしの場合では
粉砕骨折という強制終了がやってきました。

わたしは、強制終了が来るまで、
毎日、無意識に「頑張らなきゃ」と無理をしていたのだと思います。

当時のわたしは、
いつも時間に追われ、時間が足りないと感じていましたが、
周りから見れば「頑張っている人」に見えたかもしれません。

でも、
心の奥ではどこか生き苦しさを感じ、身体は疲弊していました。

ある日、少しだけ頑張ることをやめてみました。
やらなければと思っていた仕事を減らして、
何もしない日を過ごしたり……

眠たいと思った時は、昼間にほんの少しでも寝ることもしました。

最初は不安だったけれど、
次第に心が軽くなっている気がしてきたのです。

その日にやろうと思っていた仕事も、
休憩する暇も惜しんで根を詰めていた時より
なぜだか、短い時間でできることも何度も再現しています。

そして気づきました！

「自分のペース」心や身体の声を聴いて動くことが、
こんなにも心地のよいことだったのかと。

頑張ることをやめた瞬間に気づいたのは、
今まで見えなかった「自分が本当に大切にしたいこと」でした。

例えば、自然の中でのんびり過ごす時間の心地よさや、
大切な人と過ごすひとときの幸せ。

忙しさの中では気づけなかったけれど、
わたしが求めていたのは「もっと安らぎがある穏やかで、自分らしい日々」だったのです。

もしも、心が疲れているなと感じたら、
一度立ち止まる合図かもしれません。

立ち止まると、
自分の心の声が少しずつ聞こえてくるかも〜

わたし達には「頑張らない」選択をする自由があります。

もちろん、全てを放り出して生きるのではありません。
でも、自分を追い込みすぎず、
「無理をしない生き方」を選ぶことは、自分を大切にすることなのです。

頑張ばることが美徳だと言われる時代でも、
自分の感性に正直に、「今、自分にとって何が大切なのか？」
を問い続けることで、より豊かな人生を築くことができるのではないかと思います。

Q 無意識に「頑張らなきゃ」と思っていることはなんですか？

あなたのお答えを教えてくださいね。
（下欄のコメント欄へ）

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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