忙しい毎日の中で、つい「今」を見失っていませんか?
「今日もタスクに追われて一日が終わってしまった…」
「将来が漠然と不安で、いま何に集中すべきかわからない」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、たった一つの「問いかけ」を自分にするだけで、
脳のスイッチが切り替わり、日常がパッと明るく変わる方法があります。
それが、今回ご紹介する「忍法・逆算の質問術」です。
「最高!」を先に決めてしまう「逆算の力」
最初にお伝えしたい結論はとてもシンプルです。
何かに取り組む前、あるいは一日の始まりに、たった一つの質問を自分に投げかけてみてください。
「この時間が終わったとき、どうなっていたら最高ですか?」
これが、今回ご紹介する「忍法・逆算の質問術」の極意です。
わたしたちはどうしても「現状の積み上げ」で未来を考えてしまいがちですが、
あえて「未来のゴール(最高の状態)」を先に決めてしまうことで、
今この瞬間の行動や気持ちが劇的に変化します。
なぜ「問いかけ」が脳を味方につけるのか?

なぜ、この一見シンプルな質問が「忍法」と言えるほど効果的なのでしょうか。
そこには脳の仕組みと心理的な理由が隠されています。
① 脳の「焦点(フォーカス)」が切り替わる
わたしたちの脳は、問いを立てられると無意識にその答えを探し始める性質を持っています。
「どうしよう、忙しい」と思えば「忙しい理由」を探し、
「最高になるには?」と問えば「最高になるためのヒント」を探し始めます。
これを心理学では「カラーバス効果」と呼んだりしますが、
先にゴールを決めることで、脳が自動的にそのルートを検索し始めるのです。
② 不安を「安心」に塗り替える
「失敗しないように」という思考は、
脳にとってはストレス(守りの姿勢)になります。
一方で、「最高な状態」を思い描くことは、ワクワクするエネルギーを生み出します。
視点を少しだけ未来に飛ばすことで、不安というノイズが消え、今やるべきことがクリアになるのです。
見えない未来が「安心」に変わった感動のエピソード
この質問術は、自分一人で使うのはもちろん、
誰かと共有することでさらに大きな効果を発揮します。
実際に私の講座で起きた、ある素敵なエピソードをご紹介します。
以前、「1年後、どうなっていたら最高ですか?」というテーマで、
参加者同士で未来をシェアしていただいた時のことです。
ある親御さんは、わが子が語る「1年後のビジョン」を聞いていました。
それまでは、「この子、将来ちゃんと考えているのかしら…」と漠然とした不安を抱えていらしたそうですが、
お子さんの口から出た「しっかりとした未来像」を聞いて、その表情は一瞬で和らぎ、深い安堵の色に変わりました。
一方でお子さんも、親御さんが「1年後、こんな生活をしていたい」というワクワクした計画を聞いて、
「お母さんが楽しそうに過ごすイメージができて、なんだか安心した!」 と話してくれたのです。
これは親子に限らず、パートナーや職場の仲間でも同じです。
お互いの頭の中にある「見えない未来」を言葉にして共有する。
それだけで、お互いの間に「安心」という強い絆が生まれます。
日常で使える「忍法・逆算の問い」の具体例

この「忍法」は、どんな場面でも応用可能です。ぜひ今日から、こんなシーンで使ってみてください。
- お掃除の前に:「終わったとき、部屋がどんな空気になっていたら最高?」
- お料理の前に:「作り終わったとき、家族がどんな笑顔になっていたら最高?」
- 1日のスタートに:「今日という日が終わる時、自分にどんな言葉をかけてあげられたら最高?」
- 少し先の未来に:「2026年の大晦日、どんな気持ちで一年を振り返っていたら最高?」
「最高」という言葉が少し重く感じるなら、「最幸(もっとも幸せ)」という文字を当てはめてみてもいいですね。
立派な目標じゃなくていいんです。
「あぁ、今日はよく頑張ったな」と自分を褒めてあげられる状態。それだけで、十分「最高」なのです。
なぜ「問い」が未来を変えるのか?脳のフィルターの話
ここで少し専門的なお話をすると、私たちの脳には
「RAS(網様体賦活系)」というフィルターのような機能があります。
私たちは毎日、膨大な量の情報に囲まれていますが、
脳が全ての情報を処理するとパンクしてしまいます。
そのため、RASが「自分にとって重要な情報」だけを拾い上げ、それ以外をカットしているのです。
「どうせ無理だ」と思えば、脳は「無理な理由」ばかりを拾い集めます。
しかし、「最高にするには?」と問いかけることで、
このRASのフィルターが「最高の結果に繋がるヒント」を優先的にキャッチするように書き換わります。
これが、カラーバス効果が起きる科学的な理由です。
今、あなたの「最高」を描きませんか?
未来を「最高」から逆算することは、今をより幸せに、そして安心して生きるための技術です。
もしよかったら、今日、自分自身や大切な人に聞いてみませんか?
「一日が終わる時、どんな表情で布団に入っていたら最高かな?」
その答えを誰かと分かち合うだけで、相手への印象や、あなた自身の心の景色が少し変わるはずです。
この「忍法」を使ってみて、
「こんな変化があったよ!」「こんな最高なことが起きた!」というエピソードがあれば、
ぜひコメントやメッセージで教えてください。
あなたの「最高」を聞けることを、私も楽しみにしています。
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