子どもが言いわけをする理由

わたし達大人の「思い」が正しく届けば、
子ども達は自らアイデアや
解決策を思いつくことができます。

そのベースとなるのが「安心安全な場」

・どんな意見もO K
・わからないこともO K
・いいね、なるほどねと共感する

そんな気持ちで子どもを尊重することが大切です。

その上で
子どもがアイデアを生むしつもんをすること。

私たち大人は、自分の望まない子どもの行動に

「なんで、○○したの?」「なんで○○なの?」
としつもんしがちです。

ちょっと想像してみてください。

お友達との約束に遅れたとして、
(遅れたりしない方には想像することが
難しいと思いますが、ちょっとだけ
想像してみてね。)

10分遅刻して到着した時に、
「なんで遅れたの?」と言われたら

なんと言うでしょう?

「あ、電車が遅れて・・・」
「子どもがぐずぐずして・・・」などと

つい、言い訳を言ってしまうのです。

じつは、

「なんで?」は言い訳を生むしつもんなのです!

わたし達は、遅れた理由を聞いているつもりでも
聞かれた方は、問い詰められているような気がして
つい、言い訳を言ってしまいます。

こんな時に使うしつもんは、

「どうしたら?」です。

先ほどのケースだと
10分遅刻して到着した時に、
「どうすれば、次は遅れないで来れそう?」
にするとどうでしょう?

「時計のセットを複数にする」
「1時間早く起きる」などの

解決策を答えるのではないでしょうか?

アイデアが生まれましたね。

しつもんによって、言い訳になる場合と
アイデアを生む場合があります。

「なんで?」は、しつもんする側に
そんなつもりがなくても
責めたり、怒りを感じさせます。

「どうしたら?」は
うけいれてもらえている
許されていると感じ、
相手の好意を感じます。

相手への気持ちまで
しつもんによって変わります。

子どもや夫婦関係をよくするにも
重要なことは、どんなしつもんをするかです。

先日、「子どものやる気を引き出す魔法の質問
キッズインストラクター養成講座」を
しました。

2日間コースのため。1日目に学んだことを
その夜に実践された受講生様がおられました。

先ほどの
「なんで?」を「どうすれば」としつもんを
変えられたそうです。

そうすると子どもからは
「わからない」と答えが戻ったそうです。

あれ?聞いていたのと違うなと感じられたと
思うのですが、その受講生様は
養成講座の時にお伝えしている

・答えは全て正解

を思いだされ、
「そっかー わからないよね」と
返されたそうです。

その後、息子さんとの素敵な時間が
作れたとシェアしてくださいました。

相手との関係までも変えてしまう“しつもん”

子どもが言い訳していて困っていたのは
言い訳を生むしつもんをしていたからです。

子どもが悪いのでもなく
あなたが悪いのでもなく
使う”しつもん”が違っていただけのこと

子ども自ら解決策を見つけるために
「なんで?」を「どうすれば?」に
変えてみてはいかがでしょうか?

◆この記事のまとめ

・なんで?は言いわけをうむ

・どうすれば?は解決策やアイデアを生む

・しつもんによって相手の気持ちが変わる

◆今日のしつもん

「どんなしつもんをされると、嬉しいですか?」


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・自分の答えを持つ子になってほしい
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