背景をゆらす
子どもミライひみつ作戦会議
マルシェに向けた
会議でした。

子どもミライひみつ作戦会議は
子どもだけで大人の介入しない会議です。
わたしは
会議に参加している
ただ一人の大人ですが
必要なこと以外は
口を挟みません。
わたし達大人もあれこれ指示されたり、
アドバイスされると
やる気が失せることも多いものです。
ですので、
子どもたちには指示やアドバイスは、
やり方など聞かれたとしても、
別の方法で
伝えることが大切です。
子どもが自分で思いついたかのように
別の方法とは
いつもなら
”しつもん”を使いますが
今回は、あえて使いません。
指示や
教える
のではなく
「気づき」を
与える工夫をすること。
あたかも
子ども自身が思いついたかのように
子どもに気づかれずに。
今回は
保護者も別店舗で
レモネードを売ることに
なっています。
子ども達の店の方に
お客様が足を
運んでくれることが
ポイントなります。
子どもの言葉をひろう
そこで
「お客さんが子どものお店に
来てくれるといいね」
と少し気づきになるかもしれない
ヒントを伝えてみました。
すると
「チラシとか作る?作ったことあるけど」
という子が出てきました。
「お〜〜〜 すごい!!」
「ええええっ
作ったことあるのね!!!
すごいすごい 大人でも
なかなか出来ないよ
その経験、すごいことだよ」
「チラシ作ってみる!その発想いいよね」
と子どもが
ボソッと言った
言葉をひろって
過去の経験に価値があることや
その子自身の価値を伝え
子どものやる気にスイッチオン!
そうすると
「わたしは言葉だったら作れるんやけど」
と別の子が言うのです。
その子が作ったのが
“小さな命を守るために”
でした。
見えない背景をゆらす
子ども自身が気づいていない
その子の
背景にある見えない部分
ゆらすと
その子が本来持っている
優しさ
思いやり
慈しみ
行動力
創造力など
本質が出てきます。
こういったことは
多くの方が
すでにされていること
かもしれません。
相手の背景をゆらすことを
意識すると
本質と本質の会話になり
相手の能力を引き出したり
関係がより深まります。
このキャッチコピーから
子どもたちが
この活動の目的や想いが
伝わってきます。
その言葉を使って
こんな素敵なチラシが
その場で出来上がりました。

スピーディーで
センスもいい!!
小学生とは思えません。
指示や方法を教えず
子どもが創造するような
「きっかけ」を工夫する。
そこから出てきた言葉を
ひろいあげ、褒め
やる気スイッチを入れる。
子どもは
繊細で敏感なので
仕掛けられたとわかると
スイッチが入りません。
今回はうまくいきました!!
子どもは
素晴らしい力を
持っています。
デザインは独学で
見よう見まねで
やっています。
もし
わたしから
「チラシを作ろう」と
言ってたとすれば
この言葉やチラシは
出来上がらなかった
かもしれません。
心の中から湧き起こる
小児がんの子どもへの
純粋なメッセージ
心が熱くなりました。



子ども達の力を引き出す工夫をするため
自分にこんな”しつもん”をしました。
「どうすれば、子どもの持っている力を
自然に引き出すことができるのだろう?」
「この子達の未来へ役立てることはなんだろう?」
「今、わたしができることはなんだろう?」
この方法は
時間がかかりますが
かけた分だけ
子どもが自分の本質に気づき
それがその子の”軸”となります。
気づかれないように
ボソッと伝えるのは
なかなかスリリングで
面白いですよ〜〜
子どものすごい力は
わたし達大人に
喜びをもたらします。
子どもは、
わたし達大人の
喜ぶ姿から
自分の力の凄さに
気づいていくのです。
ご案内
3月19日(日)10時〜16時
ならまちマルシェさんにて
レモネードスタンド出店
ならまちマルシェさんInstagram
お近くにお越しの際はぜひお声がけくださいね。
ならまちマルシェさんでは
子ども達が大変お世話になっています。
ブース代金、テントなど
温かいご支援をいただいており
出店される皆さまの応援の元
参加させていただいています。
子育てのことや人生のこと
自分自身のこと
などなどオンラインサロンで話しています。
”あり方”は人生そのもの
Arikataを一緒に育てていきたいなぁと
思ってくださる方、大募集中です。
(性別、年齢不問です)
こちらからお問合せくださいね。
今日のしつもん
「相手のどんな力を、みつけますですか?」
「どんなきっかけを作り、引き出しますか?」
お答えを教えていただけると嬉しいです。
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