子どもが幸せな人生を送るために私たちができること②
”人との関係を築く力を育てる”
コロナウィルスの事で、オンラインの授業が
急速に進みました。
ITの環境、スマートフォン、オンライン授業など
子ども達の周りの当たり前が、大人並みになっています。
ゲームも、リアルのお友達同士でやるのではなく、
インターネット越しのお友達とコミュニケーションを
取りながらやる時代です。
この時代に嘆くのではなく、どうすれば、この環境の中で、
子ども達が健康に育ち、幸せになるのかを、私たちは
考えなくてはならないと思います。
児童精神科医の佐々木正美先生は、
「どんな時代になっているにせよ、バーシャルな世界の関係や
在宅ワークをするにせよ、その根本は現実の人間関係が健全で
なければなりません」とおっしゃっています。
その土台となるのが、親との関係が健全であること。
素直な自分の気持ちを正直に言える事がとても
重要だと思うのです。
親との関係は、日常で自然に育まれるのですが、
親のパワーを子どもに感じさせてはいないだろうか?
親の答えに導いていないだろうか?
子どもの意見や気持ちをジャッジしていないだろうか?
親子の関係を育てることに、意識を持つこともこれからは
大切ではないかと思うのです。
子どもが大人になった時に幸せになるように、
すでに自分が経験していることを、
先周りして、子どもに教えてしまうのですが、
人は、失敗からしか学びません。
私は、レモネードスタンドという子どもの社会貢献の
プロジェクトをしています。(子ども達だけで、考え、
選択、行動して、寄付をしています。)
私は、活動の当日のミーティングで、うまくいかない場合の
質問をしています。
「誰も、来てくれなかったらどうする?」
極端な質問なのですが、
子ども達の答えは、
「その時、考える!」と。
誰も来ないという、ネガティブに思える状況も子どもには
ただのイメージなのです。
誰も来ないというのは、ネガティブ、失敗とするのは、
私のジャッジだと気づかされました。
子どもには、失敗の概念はありません。
大いにうまくいかない経験をたくさんさせて、
解決策を考える時間を大切にして欲しいと思います。
子どものどんな考えも気持ちも、否定する事なく
「そう思うんだ〜」とただ、うけとめることで、
親との関係は良好になります。
子どもの初めての人間関係は、親子の関係です。
それが、友達や職場、夫婦の関係に影響していきます。
子どもの考えや、気持ちを評価することなく
ただ、うけとめることや、子どもと一緒に楽しむこと、
子どもの喜ぶことをとことん一緒にやることが
親子の信頼関係を育むために一番大切だと私は思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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