子どもだけの、オトナのいない子ども会議をしています。
きっと想像される通り、みんな自由にのびのびして、好き放題なんです。
子ども会議の時には、課題を出しているので、好き放題していても誰かが
ハッと気づくわけです。
「おい、もうすぐ時間やで!空気読めよ!」って
それを聞いて私は、驚いたんです。子どもが空気を読むのか・・・と
空気を読むことがいいとか、悪いとかのお話ではないのですが、
空気を読むとはどういうことだと思われますか?
私は、自分の意見よりも、その場のメンバーの意向に自分が合わせること。
もしくは、社会のルールを大切にして、自分の思いを表現せずに我慢すること。
だと考えます。
実は、私は、ずっと空気を読みながら生きてきました。
なので、誰とでもうまく付き合えましたし、人間関係で困ることは
ありませんでした。
ところが、ある時スーパーで買い物をしている時に食べたいものや
欲しいものがわからないことに気づいたのです。
これまで、お得なものや、早く食べれるもの、あれば便利なもの
それらの中から、身体にいいものを選んでいたことに気づきました。
「私が食べたいものは何?」と自問自答した時、全く出てこなかったのです。
それからは、いつもいつも同じ問いをするのですが、やっぱりわからないのです。
これは、ずっと空気を読むことで自分の気持ちが漏れないようにしてきた結果
自分の気持ちを感じることができなくなってしまったのです。
お得かどうか、早く食べれるものなのかどうか?
で選んだものは、自分の食べたいものとは違うのです。
私の例からも分かるように、空気を読んで自分の気持ちを押し殺して
いるといつのまにか自分の本心がわからなくなってしまいます。
子どもにどんなオトナになって欲しいかを聞くと
願っているのは自立した人
自分の意見を持つ人
軸がぶれない人などと言われることが多くあります。
反面、やっていることは、空気を読むこと。
願っているオトナに近づくには、空気を読むことで
近づきますか?
私たちがこれまで、子どもに教えていたことは
親の願いに離れてしまうことがあります。
これを機会に、信じて教えていることが
あなたが願う子どもの未来像に近づくかどうか考えて
いただけると嬉しいです。
じゃ空気を読まずどうすればいいのか・・・
先日、イギリスのAmyさんからの、イギリスの小学校のお話をご紹介しますね。
イギリスでは、喧嘩や揉めている子同士には「離れなさい」と言うそうです。
今、うまくいかないだけで、一生のお別れではないことと
離れてもお互いをリスペクトできるよう、相手に敬意を払うことも
子どもに伝えるようです。
この考え方、大事ですね〜
こんなふうに教えると、これからの関係もいい形で継続していくと
思います。
もし、この考えがいいなぁとお、思われましたら、ぜひお試し
くださいね〜
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
是非ご感想をお聞かせくださいね〜
お悩みや相談などあればlineからお願いします。
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