指をしゃぶったり
爪をかんだり
おねしょをしたり
わたし達大人から見ると
問題行動としてとらえてしまう
ことがあります。
特に、何度注意しても治らないと、
一生この状態だったらどうしようと
不安になるかもしれません。
冷静に考えれば
そんなはずはないのですが
焦ってしまいますよね。
目の前で起こっている「問題」を困ったことと捉え、
田中 茂樹著「 去られるためにそこにいる」
すぐに片付けてしまおうとするのではなく、
「何か大切な意味があるかもしれない」
という思いをもって向き合う姿勢はとても大切である。
臨床心理士でもある田中医師がおっしゃる通り
わたしの子育ての経験からも
子どもの行動は、すべて意味があると考えます。
指をしゃぶったり
爪をかんだり
おねしょをすることも
子どもが自分を守るための行動。
心を落ち着かせるためなのか
愛情を向けてほしいのか
心配してほしいのか・・・
それらの行動をすることで
心の安定をとっているので
やめさせないでほしいのです。
必ず意味があるのです。
兄弟喧嘩やお友達との喧嘩
先生に怒られること
宿題をやらないこと
全て、子どもなりの意味や原因が
あります。
目に見える行動にとらわれるのではなく
子どもの気持ちへ意識を向けてみてくださいね。
「どんな気持ちだったの?」
「悲しかった ぼくは何もしていないのに」
「そっかそっか 悲しかったんだね。
悔しいよね。」
共感してもらえると
子どもの困った行動は自然になくなります。
また、行動は目に見えるので、
つい意識が向かいますが
どうにもこうにもならない気持ちから
自身を守るために、困った行動として
あらわれているのなら
問題行動も、少し客観的に
見れるのではないでしょうか?
こうやって、目に見える行動にできることは
素晴らしいことだとわたしは、良いと思います。
自分を守る機能が正常だということですから
やめさせるのではなく、
「どんな気持ち?」
「何があったの?」
「本当はどうしたかったの?」
などと問いかけてみてください。
何度も繰り返していくうちに
健康で建設的な解決ができるように
なります。
今日の質問
「何が問題ですか?」
*全ての出来事は、自分を育てる土の大切な要素です。
指をしゃぶること、爪を噛むこと、おねしょをすることも。
困った行動がある時は、やめさせるのではなく
共感や問いかけをしましょう。幸運機で耕す
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました〜
あなたのお答えを教えて欲しいです。
(下欄にお書きくださいね)
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