「しっかり考えなさい」と言われること、ありませんか?
大切な選択や難しい状況では、
考えることが「責任感の表れ」のように思えます。
わたしは、考えすぎて堂々巡りにハマったり、
不安や悩みを増やしてしまった経験がありました。
一生懸命に考えれば考えるほど
苦しくなって答えが見つからず、「だから、わたしはダメなんだ」と
いつも、ダメ出しをしていました。
でも、やっぱり
このままじゃ終われない、なんとかしたいと思ったんです。
過去を振り返った時
今よりも何十倍忙しくて、「普通の人の4倍生きてるよね」と
言われるほどやることに追われていても、心は軽やかでした。
思い出してみると、わたしは無意識に「今、できることは何?」と問いかけていたんです。
また、当時の口癖は「今できることを淡々と。どうせうまくいく」でした。
実は、意識を「今」に向けることが、悩みを生まないための鍵になります。
悩みの多くは、「過去」や「未来」にフォーカスしているときに生まれます。
「もっとこうしておけばよかった」という後悔や、
「これからどうなるんだろう」という心配に囚われていると、心はどんどん疲れていきます。
でも、よくよく考えたら
過去も未来もわたしたちがコントロールできるものではないですよね。
わたしたちがコントロールできるのは、今この瞬間だけ!
だからこそ、意識を今に向けることをしてみましょう。

今に意識を向ける3つの方法
- 今できる小さなことに集中する
たとえば、「今できることは、なんですか?」を
自問自答するだけで、過去や未来への不安が和らぎます。
- 五感に意識を向ける
悩みで頭がいっぱいのときでも、
「今、何が見える?」
「今、何が聞こえる?」
「今、どんな匂いがする?」
「今、何に触れている?」
「今、どんな味がする?」
などと五感に集中するだけで、自然と気持ちが軽くなることがあります。
- 深呼吸してリセットする
呼吸に意識を向けると、過去や未来から切り離され、今の自分に戻る感覚が得られます。
特に「吐く」呼吸に意識を向けて、自分自身の呼吸の音を聞いてみましょう。
(詳しくは、コチラをご覧ください)
「しっかり考えなさい」という言葉にとらわれすぎる必要はなく
大切なのは、自分でコントロールできることにフォーカスすることです。
もし、次に悩みが浮かんだときは、自分自身にこう問いかけてみると良いかもしれません。
「自分でコントロールできることですか?」
「今できることは、何だろう?」
その問いかけが、過去や未来から心を解放し、悩みを減らす第一歩になるはずです。
やってみたよ〜 などの感想を、お待ちしています。
今日の質問
Qどこにフォーカスしていますか?
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