子ども達とレモネードスタンドを出店しました。
収益を小児がんの研究費や子どもホスピスへ
寄付をする活動です。
今回は、大きなイベントで来客人数も多く
今回の子どもスタッフは誰も経験をした
ことのないものでした。
子どもスタッフは3名。
急遽、小学生二人が手伝ってくれたのですが
お客様の多さに、子ども達はびっくり。
そこで
子どもの本来持っている力が
発揮される二つの事がありました!
わたし達大人にも使えることなんです。
2つのうち、この記事では
「反省会より大切なこと」
次回の記事では
「指示命令不要 子どもが動く」
を綴りますね。
今回は準備する子どもが一人のため
始まりのミーティングができないまま
スタート。
お客様はやってくる、とにかくやるしかない!
準備もそこそこのまま
ママにサポートをお願いしながら販売。
そのうち、他の子どもも到着するも
何をしたらいいのかわからず
お互いに譲り合うので、うまく
連携がとれません。

とっても悪い空気が流れているように
感じているようです。
このままだとあかんと感じている様子が
見て取れます。
手持ち無沙汰の子もいれば
一人で全部やろうとしてテンパっている子も。
お客さんが並んで待っているので
緊張とプレッシャーの板挟み
わたし達大人でもこの状況
嫌ですよね・・・
流れが変わる!
並んでいる人がはけた間に
ミーティング開始。
どの子も暗い表情です。
そこで
「ここまでで、うまくいったことは何があるかな?」
朝一番から参加していたAちゃんが
「何もない 最悪」と
わたし:「そうなんや〜 大変やったもんな。
確かに最悪って思う状況だったけど
うまくいっていることは、
必ずあるよ。なんだろう?」
Bくん:「めっちゃ、売れてる。ありがとういっぱいもらった」
Cちゃん:「頑張ってやってるし」
わたし:「うんうん みんな、すごく頑張ってるよね。」
「じゃあ、どうしたらもっと良くなる?」
Aちゃん:「役割分担!」

そのタイミングでお客様が
並び始めたので、子どもたちは接客に戻ったのです。
すると
「なあなあ レモンとメロン、黄色と緑って言わへん?」
「あ〜 いいなぁ 間違ってばっかりやったし」
「じゃ 色で言おな」
とても建設的な会話をしていたのです。
そこからは、「緑」「黄色」と言うたびに
お互いの気持ちが一つになっていくように
見えました。
いかなる問題も、
アルベルト・アインシュタイン
それが発生したのと同じ次元で
解決することはできない。
うまくいかない次元のままでは
解決しません。
そこで
次元を変えることにしました。
どんなに最悪な状態でも必ずいいところは
あります。
「うまくいったことは何があった?」
の答えを伝え合うことで
嫌なエネルギーが気持ちのいいエネルギーへと
次元が変わったのです。
うまくいっていることがあることが前提なので
それぞれが、うまくいっている小さなことを
見つけて話すので、聞いている仲間も
気持ちが上がっていきます。
気分がよくなると
自然にアイデアや改善策が
生まれるのです。
もし、同じ次元のまま反省会を開いたなら
きっと、どんよりした空気になり
さらにうまくいかない連鎖が
起きていたことでしょう。
いいエネルギー、いい気分になると
わたし達自身にもあるように
子ども達も自然に改善策が
ひらめきます。
その後は
いい連携ができ
「プレーンレモネード担当」
「炭酸レモネード担当」を決めたり
公平に時間を決めて休憩もしていました。
うまく流れをつかんだおかげで
用意した材料が不足になり
子どもスタッフのママが追加の
買い出しに行くこと2回。
閉店まで最後の2時間
周りの店舗は早々店じまいを始めています。
今度は追加した材料を売り切りたい子ども達
考えた作戦は・・・
「指示命令不要 子どもが動く」は
次回、綴りますね。
子どもたちの様子が変わったように
煮え詰まってしまった会議や
堂々巡りの思考の時
「うまくいったことは何?」
に答えるだけで
いいエネルギーが流れ、気分が変わり
アイデアや解決策が生まれます。
自問自答にも使えますので
ご興味があれば、お試しくださいね〜
また、この記事を読まれた感想を
教えていただけると嬉しいです。
今日のしつもん
「この1週間
うまくいっていることは何ですか?」
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
*レモネードスタンド活動
子どもスタッフ
おとなファシリテーター 募集中
子どもたち、素晴らしいですね!
こうやって、持てる力を発揮するんだ〜!
どうしたらいい?って、もっともっと、自分と対話する必要があるなあと感じさせられました
最悪な出来事の中の、良い一面を探してから、改善策を見い出して行く、、、。改めて、意識させていただきました!
ありがとうございます
ゆみちゃん
ご感想、ありがとうございます!
どの子もわたし達大人以上の素晴らしい力がありますものね。
わたしも、子どもの中にある原石が輝く機会をもっともっと作っていきたいと思っています。
共に、子どもの力を発揮できるかかわりを大切にしていきましょうね〜
共感してくれるゆみちゃんの存在に勇気をいただきました。
改めて、ありがとうござうます。