「対人関係の能力があがった」
「今までは、先生に言われてやってきたけど、
自分で考えて、決めて、みんなでやって、
できることがわかった」
「勇気を持てる」
これ、小学生と中学生の募金活動をした
感想です。(これまで、3回活動しています。)
募金活動は、子ども会議で全てを決めるのが
特徴です。
オンラインの子ども会議は、家族と離れて
もらい子どもだけが入り、子どもだけの
空間にしています。
この募金活動は、レモネードスタンドの
活動の一つで、本来ならレモネードを
売って収益を小児癌の研究費に寄付を
しているのですが、コロナ渦では
募金活動に形を変えて継続しています。
この形を決めたのも、子ども達なんですよ。
素晴らしい発想の転換なので、感心しました。
とってもいい経験をしているのですが
このままにしておくと、単なるいい経験のまま。
もっともっと、この経験を今後の
子ども達の人生にとって意味のあるものに
したいと考え、メンタルトレーニング的要素
をいれています。
そこで、昨日の子ども会議では
なんのために
誰のために
活動の意味
を”しつもん”しました。
子ども達からの答えは・・・
1 募金活動は自分にとって
どんな意味がありますか?
・社会経験が積める
・対人関係の能力がアップ
・コミュニケーションのスキルアップ
・挑戦することが怖くなったから、
知らないこともできる、でもプール
では、まだ使えない
・知らないことが知れた
・勇気がもてる
・人と接することに慣れた
・達成感があった
・みんなで協力してやること
・子どもだけでできた、嬉しい、楽しい
・人の役に立てる
2 募金活動は誰のためにやってますか?
・自分のため
スキルが上がって、先生に言われなくても
子どもだけでできる
・小児癌の子どものため
・自分のためと小児癌の子のため
対人関係のスキルアップ
・自分のためと小児癌の子のため
新しいことに挑戦できるから
知らない人のために、できないことが
できるから
・子どもだけで、考えて、決めれて嬉しかった。
出来るってわかった。楽しかった。etc.
想像以上の結果が・・・
募金活動を小児癌の子どものために
やっていることを理解していること
さらに、自分のためになっていることを
実感していることが、素晴らしいです。
嬉しい限りです。
私たちは、多くの行動を無意識にやっていて
あまり深く考えてはいません。
特に、その時の気持ち(感情)には
意識を向けていないのですよね。
ところが、
頑張ることができない時
義務でご飯を作っている時
その行動(行為)が苦手で億劫で
あっても、やっていることありませんか?
先日この話をした時に、
「あ〜そういうことか!!
私、家事は嫌いなのに、布団干しは好き。
それは、干し布団に入ると気持ちいいことを
知っているから、布団干しができるんだ。」と。
その通りなんです。苦手なことも、
その先に、気持ちいいとか、嬉しいとか
楽しいイメージがあれば、自然にやっているの
です。
この法則を、メンタルトレーニングでは
使っています。
やりたいことばかりならいいのですが、
そうではないので、やりたくないことを
どれだけ、気持ちのいい感情に意味づけを
変えることができるのか・・・
それが、スムーズにできるよう普段から
特にうまくいった時の感情に意識を向けることが
必要なのです。
ぜひ、日頃からどんな気持ちなのか意識して
みてくださいね。
今日の魔法の質問
「最近、うまくいったことは、なんですか?
その時、どんな気持ちでしたか?」
今日も最後まで、お読みいただき
ありがとうございました。
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