こばしりゆきこ 質問で未来を創る

優しい子になってほしい

わたし達の多くの親が、そう願います。

わたしの
子ども時代を振り返ると

優しい＝相手の望みに応えること

だと思っていました。

そうだとすると
相手に合わせて自分が
置いてきぼりになります。

子どもなので
それが、いい子がやることとして
微塵も疑いませんでした。

心の専門家としてこの状況を見ると
この生き方は、抑圧を生み
いずれ疲れてしまうなと想像できます。

優しい子どもになることを望むなら
子どもに優しく接するだけで十分です。

子どもは、
親の行動や言動から
見よう見真似でそっくり同じことを
するのですから。

こんなことがありました。
レモネードスタンドを子ども達とやっています。

小児がんの研究費を集める募金活動なのですが、
その日は暑い日で
レモネードに氷を入れることにしました。

なんと
氷をつかむトングが準備されていませんでした。

衛生管理上、素手は厳禁です。

子ども達の自主運営を推進しているため
どうするのかを子どもに委ねたいところです。
（ここでの自主運営とは、子どもたちで考え、行動すること）

衛生上、大人が主導の方が間違いありません。

「こうすればいいよ」と教えようかと考えましたが、

それでは、これまで
子どもの自主運営してきた意味がなくなると思いました。

そこで、わたしは、
手袋を２枚重ねて、氷をつかみ
そっとコップに入れたんです。

人は、真似をするのが得意

毎回、同じことを繰り返していくうちに
一人の子どもが、同じことを始めました。

子どもは、
わたしたちが、「見なさい」と言わなくても
敏感に観察しています。

ですから
子どもに何かをさせたい時は

ただ
見本を見せるだけでいいのです。

アヒルの子は母親の真似をして生きることを学ぶ。模倣を通して学ぶことは、人間をはじめ多くの生き物にとって基本的なことである。

マイケル・ゲルブ

潜在能力開発者　マイケル・ゲルブ氏は上記のように
おっしゃってますが

もしかすると
えええ・・・
教えなきゃ、ダメでしょ！
と思う方もおられるかもしれませんね。

あなたは
どう思いますか？
ご意見を教えていただけると嬉しいです。

---

今日のしつもん

「どんな子どもになってほしいですか？」

PS：量子力学を学んでいます。
心理学だけより、科学を取り入れた方が心の学びは
進むのではないかと考えています。

ブログのご紹介をメールでしていましたが
メールよりLINEの方が便利というお声をいただき
公式LINEを作りました。