ふと、こんなふうに感じることはありませんか?
- 物事を自分の思い通りにしたい(コントロールしたい)
- 人からの評価や人の目が気になる(認められたい)
- 安心できる場所や安定を求めてしまう(安心したい)
- なんとなく人と距離を置きたくなる(一人になりたい)
実は、
これらはすべて「私たちを苦しめる4つの欲求」と呼ばれるものなんです。
今日は、この4つの欲求がどこから生まれるのか、
どうすれば手放せるのかを一緒に考えていきましょう!
4つの欲求はどこから生まれる?
先日、新しい企画を個別に送っていたときに、
相手の反応がすごく気になってしまったことがありました。
「ちゃんと伝わったかな?」「否定されていないかな?」「嫌われていないかな?」
そんなことをぐるぐる考えてしまい、そのうち謎の不安を感じることに・・・
この時、私は無意識のうちに、
「認められたい」「賛同してほしい」という欲求に縛られていたんです。
きっと、みなさんも同じような経験があるのではないでしょうか?
わたし達は、日々の何気ない場面でも
4つの欲求に突き動かされていることがよくあります。
わたし達の欲求は、大きく分けると 2つのルーツ から生まれています。
① 生存本能(進化の過程で身についたもの)
わたし達の脳には、「どうすれば安全に生き残れるか?」を考える本能があります。
この本能があるからこそ、昔の人間は危険から身を守ることができました。
- コントロールの欲求 → 予測できないことは危険だから、自分で支配したくなる
- 承認の欲求 → 群れで生きるために、仲間に受け入れられることが必要だった
- 安全の欲求 → 知らないもの=危険と判断し、安心できるものを求める
- 分離(孤独)の欲求 → 群れの中で適度な距離を取ることで、自分の役割を守る
② 幼少期の経験・社会の影響
もう一つの大きな要因は、幼少期の経験や社会の価値観です。
- 「ちゃんとしなさい」と言われ続けた → コントロールの欲求が強くなる
- 「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられた → 承認の欲求が強くなる
- 「失敗すると大変なことになる」と思い込んだ → 安全の欲求が強くなる
- 「一人でいると寂しい」「でも、近づくと傷つく」 → 分離の欲求が生まれる
こうして、私たちの欲求は
「本能+経験」で形作られていくんですね。
欲求を手放すには?
わたし達が苦しくなるのは、この欲求に縛られてしまうとき。
「こうしなきゃ」「こう思われたくない」「こうしてほしい」と強く執着してしまうと、
心がギュッと苦しくなります。
そこで、今日ご紹介したいのが
セドナメソッドの「手放すワーク」 です。
手放すとは、驚くほど簡単!
①ボールペンか鉛筆を手のひらに載せてみてください。
②そのまましばらく持ち続けます。
③そっと手を開いきます。
④落としてみましょう。
今、何が起こりましたか?そう、ただ手を開いただけで、ボールペンは落ちました。
実は、私たちの心の中の「執着」や「手放せない思い」も、
こんなふうに簡単に離すことができるのです。
例えば、Lineの返事がなくて、不安だとします。
まず 出来事に意識を向け、気持ちを感じます。
次に4つの質問をします。
- その気持ちを認めることはできますか?
- その気持ちはどの欲求からきてますか?
- その欲求を手放すことはできますか?
- いつ手放しますか?
と自分に問いかけ、再び出来事に意識を向けます。
よくわからない、なんだか遠いことのように感じる など
先ほどの不安から遠ざかっていることに気づきます。
(もし、変わってなければ、1〜4を数回繰り返します)
実際にやってみると、驚くほど気にならなくなっていることに気づきます。
まとめ
4つの欲求についてお話しました!
- これらの欲求は 「生存本能」と「過去の経験」 から生まれる
- でも、わたし達は その欲求に縛られなくていい
- 「手放す問いかけ」をすることで、執着をゆるめることができる
どんな自分であっても、命を守るための行動です。
からだの仕組みと仲良くなっていきましょう。
今日のしつもん
「あなたが一番手放したい欲求は、なんですか?」
あなたのお答えを、下欄のコメントで教えてもらえると嬉しいです!
音声でも話しています standfm
https://stand.fm/episodes/679ef14b10f039025f3ea23b
「 人生を変える。1番シンプルな方法」セドナメソッド
ヘイル・ドゥスキン著 安藤 理監修
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