うまくいきそうになると、なぜか手が止まる。
「なんで、できひんのやろう?」
「またやっちゃった」
「こんなにうまくいくはずがない」
自分に、きつい言葉をかけていること、ありませんか?
9月27日のHarmoniaのテーマは、
“よしよし”*〜わたしがわたしの味方になる〜でした。
自分の味方になるための、たった4文字の言葉です。
この記事では、“よしよし”のしくみと、
仲間のシェアから生まれた気づきをまとめました。
わたしは、学ぶことが好きなのに、最後まで続かないことがたくさんありました。
褒められても受けとれず、うまくいくほど不安が大きくなる。
長い間、そんな状態でした。
心理カウンセラーの中島輝さんの
『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』によると、
3秒に2回。
わたしたちは命を守るために、それだけネガティブなことを考えているそうです。
考えていない人は、ひとりもいません。
それが心地よくない状態でも、変わるほうを怖いと感じるのです。
自分の気持ちと裏腹のことを、してしまうこともある。
アクセルとブレーキを、両方踏んでいるようなものです。
きつい言葉が出てくるのは、一日のうちのどんな場面ですか?
心理学者のマズローは、人の欲求を段に分けて考えました。
食べる、眠る。
そのすぐ上にあるのが、「安全」です。
ここがゆらぐと、上に向かいにくくなります。
安全が満たされていないと、その上の欲求は、自分の中に入ってこない。
前から知っていたことが、改めて「腑に落ちた」という声がありました。
わたしが続かなかったのは、この安全が手に入っていなかったことが原因でした。
よく知っている仲間と、画面越しに話しているときでさえ。
身を守るほうに力を使うぶん、やりたいことに向ける力は少なくなります。
守られていると感じるのは、どんなときですか?
職場でよく聞く「心理的安全性」。
その安心を、自分の中に作る方法が“よしよし”です。
誰にも見せられない、グダグダな自分も。
「わかってるよ」「つらいね」「恥ずかしいよね」
自分を責める気持ちは、誰にでも起こります。
隠さず、なかったことにせず、まず自分で“よしよし”をする。
そして、その気持ちに名前をつけます。
「ムカつく」の奥には、別の気持ちが隠れていることもあります。
悲しい、寂しかった、気づいてほしかった。
“よしよし”は、その奥の言葉で。
そして、自分のうずいているところに、手を当ててあげる。
そうすると、人は本当に安心できます。
お腹、肩、背中。
落ち着く場所は人によって違い、同じ人でもそのときどきで変わります。
反対に、触ると落ち着かない場所がある人もいます。
いろいろ触ってみて、落ち着くところに手を当てる。
手を当てることが、からだへの合図になります。
「あ、気づいてくれた」
いま、ホッとする場所は、からだのどこですか?
この日シェアしてくれた仲間の話です。
以前は、自分の足りないところばかりに、目を向けていたそうです。
ある時、人どうしの気持ちがずれていると感じるようになりました。
まわりのどの人も素敵なのに、かみ合わない。
その「不調和」が、気になっていました。
一冊の本を読んで、気づいたことがありました。
もっとこうだといいのに、と思うぶん、いまの足りないほうへ意識が向いていた。
不調和を、調和に変えようとしていた。
「周りじゃなくてわたしだったんだな」
「変えようとしなくてよかったんだな」
「べき」は、自分にはあまりないと思っていました。
でも、一緒にいる人どうしは、思いやりあえて当然。
そんな「べき」も、自分の中にまだあったと気づきました。
そこで、まわりの人ひとりひとりの「ある」ところを、書き出してみました。
持っているものが、ひとりずつ違う。
「すっごいチームじゃん」
それに自分だけが気づいているのは、もったいない。
感じたことを、そのまま言葉で伝えるようにしました。
すると、あれ?と思うほど、不調和が気にならなくなったそうです。
不調和を感じなかったら、こんなふうには気づけなかった。
不調和を感じた自分のことを、いまはこう思っているそうです。
「よしよしだったんだな」
いま身近にいる人の、すでにある素敵なところは、なんですか?
シェアのあとは、聞いていた仲間が、感想やしつもんを返す時間があります。
「なぜそんなに心地悪い感じがしたのかな?」
答えは、「違って当たり前」。
そして、気づいた人から、気づいたことをただ行動すればいい、と。
この先の話も、また聞きたい。
聞いていたもうひとりの仲間からは、そんな声もありました。
わたしは、聞いていて自分ごとになりました。
人の話を聞いて、自分のことのように感じたのは、どんなときですか?
Harmoniaは、月2回、オンラインで集まる時間です。
毎回かならず聞くしつもんがあります。
「この時間が終わった時、どうなっていたら最高ですか?」
この日は、
「今日も楽しかったなって思えたらわたしは最高です」という声もありました。
答えは、すべて正解。
わからない、も正解。
仲間の答えは「いいね」「なるほどね」と受けとめる。
ひとりずつ順番に答えるしつもんもあります。
シェアしない、自分のためだけのしつもんもあります。
自分にかけている言葉を聞かれて、「いつもわたしって最高」と答えてもいい場です。
“よしよし”は、つらいときほど思い出せないもの。
月2回ここに集まることを、こんなふうに話す仲間もいます。
「そっかって戻るっていうのを繰り返してるな」
1. 自分にかけた言葉に気づく
2. 落ち着く場所に手を当てて、奥の気持ちに名前をつける
3. 身近な人の「ある」ところを、ひとつ感じる
手を当てるまでいかない日は、「いま、きつい言葉が出たな」と感じてみるだけでも。
「こんなことで何が起きるの?」と思うのも、自然なことです。
“よしよし”は、使っても減るものではありません。
自分が自分の味方になると、本来持っている力が、もっと出てくる。
わたしは、それが本来のわたしたちだと心から思います。
「あなたが自分にかけている、いちばんきつい言葉。
そのすぐ奥にある気持ちは、なんですか?」
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
Harmoniaのことを聞いてみたい方は、こちらからどうぞ。
https://yukikokobashiri.com/contact-2/
「なんで、できひんのやろう?」
「またやっちゃった」
「こんなにうまくいくはずがない」
自分に、きつい言葉をかけていること、ありませんか?
9月27日のHarmoniaのテーマは、
“よしよし”*〜わたしがわたしの味方になる〜でした。
自分の味方になるための、たった4文字の言葉です。
この記事では、“よしよし”のしくみと、
仲間のシェアから生まれた気づきをまとめました。
自分を責めるのは、性格ではなくしくみ
わたしは、学ぶことが好きなのに、最後まで続かないことがたくさんありました。
褒められても受けとれず、うまくいくほど不安が大きくなる。
長い間、そんな状態でした。
心理カウンセラーの中島輝さんの
『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』によると、
3秒に2回。
わたしたちは命を守るために、それだけネガティブなことを考えているそうです。
考えていない人は、ひとりもいません。
自分を責めてしまうのは、性格のせいではありません。
からだは、慣れたいつもの状態にもどろうとします。それが心地よくない状態でも、変わるほうを怖いと感じるのです。
自分の気持ちと裏腹のことを、してしまうこともある。
アクセルとブレーキを、両方踏んでいるようなものです。
きつい言葉が出てくるのは、一日のうちのどんな場面ですか?
力を出す土台は、安心
心理学者のマズローは、人の欲求を段に分けて考えました。
食べる、眠る。
そのすぐ上にあるのが、「安全」です。
ここがゆらぐと、上に向かいにくくなります。
安全が満たされていないと、その上の欲求は、自分の中に入ってこない。
前から知っていたことが、改めて「腑に落ちた」という声がありました。
わたしが続かなかったのは、この安全が手に入っていなかったことが原因でした。
危なくないことと、守られていると実感できることは、別のものです。
からだは、いつも見張りを続けています。よく知っている仲間と、画面越しに話しているときでさえ。
身を守るほうに力を使うぶん、やりたいことに向ける力は少なくなります。
守られていると感じるのは、どんなときですか?
“よしよし”は、自分の味方になること
職場でよく聞く「心理的安全性」。
その安心を、自分の中に作る方法が“よしよし”です。
どんな自分も、自分が味方になって受けとめる。
いいときだけではありません。誰にも見せられない、グダグダな自分も。
「わかってるよ」「つらいね」「恥ずかしいよね」
自分を責める気持ちは、誰にでも起こります。
隠さず、なかったことにせず、まず自分で“よしよし”をする。
そして、その気持ちに名前をつけます。
「ムカつく」の奥には、別の気持ちが隠れていることもあります。
悲しい、寂しかった、気づいてほしかった。
“よしよし”は、その奥の言葉で。
そして、自分のうずいているところに、手を当ててあげる。
そうすると、人は本当に安心できます。
お腹、肩、背中。
落ち着く場所は人によって違い、同じ人でもそのときどきで変わります。
反対に、触ると落ち着かない場所がある人もいます。
いろいろ触ってみて、落ち着くところに手を当てる。
手を当てることが、からだへの合図になります。
「あ、気づいてくれた」
いま、ホッとする場所は、からだのどこですか?
すでにあるところに気づくと、足りないところは小さくなる
変えようとする前に、すでにあるものを、あると感じる。
Harmoniaでは時々、仲間のひとりが、自分の経験をシェアする時間があります。この日シェアしてくれた仲間の話です。
以前は、自分の足りないところばかりに、目を向けていたそうです。
ある時、人どうしの気持ちがずれていると感じるようになりました。
まわりのどの人も素敵なのに、かみ合わない。
その「不調和」が、気になっていました。
一冊の本を読んで、気づいたことがありました。
もっとこうだといいのに、と思うぶん、いまの足りないほうへ意識が向いていた。
不調和を、調和に変えようとしていた。
「周りじゃなくてわたしだったんだな」
「変えようとしなくてよかったんだな」
「べき」は、自分にはあまりないと思っていました。
でも、一緒にいる人どうしは、思いやりあえて当然。
そんな「べき」も、自分の中にまだあったと気づきました。
そこで、まわりの人ひとりひとりの「ある」ところを、書き出してみました。
持っているものが、ひとりずつ違う。
「すっごいチームじゃん」
それに自分だけが気づいているのは、もったいない。
感じたことを、そのまま言葉で伝えるようにしました。
すると、あれ?と思うほど、不調和が気にならなくなったそうです。
不調和を感じなかったら、こんなふうには気づけなかった。
不調和を感じた自分のことを、いまはこう思っているそうです。
「よしよしだったんだな」
いま身近にいる人の、すでにある素敵なところは、なんですか?
仲間の話は、自分ごとになる
シェアのあとは、聞いていた仲間が、感想やしつもんを返す時間があります。
「なぜそんなに心地悪い感じがしたのかな?」
答えは、「違って当たり前」。
そして、気づいた人から、気づいたことをただ行動すればいい、と。
この先の話も、また聞きたい。
聞いていたもうひとりの仲間からは、そんな声もありました。
わたしは、聞いていて自分ごとになりました。
人の話を聞いて、自分のことのように感じたのは、どんなときですか?
答えは、すべて正解。そのまま受けとめてもらえる場
Harmoniaは、月2回、オンラインで集まる時間です。
毎回かならず聞くしつもんがあります。
「この時間が終わった時、どうなっていたら最高ですか?」
この日は、
「今日も楽しかったなって思えたらわたしは最高です」という声もありました。
答えは、すべて正解。
わからない、も正解。
仲間の答えは「いいね」「なるほどね」と受けとめる。
ひとりずつ順番に答えるしつもんもあります。
シェアしない、自分のためだけのしつもんもあります。
自分にかけている言葉を聞かれて、「いつもわたしって最高」と答えてもいい場です。
“よしよし”は、つらいときほど思い出せないもの。
月2回ここに集まることを、こんなふうに話す仲間もいます。
「そっかって戻るっていうのを繰り返してるな」
今日からできる、小さな“よしよし”
1. 自分にかけた言葉に気づく
2. 落ち着く場所に手を当てて、奥の気持ちに名前をつける
3. 身近な人の「ある」ところを、ひとつ感じる
手を当てるまでいかない日は、「いま、きつい言葉が出たな」と感じてみるだけでも。
「こんなことで何が起きるの?」と思うのも、自然なことです。
“よしよし”は、使っても減るものではありません。
自分が自分の味方になると、本来持っている力が、もっと出てくる。
わたしは、それが本来のわたしたちだと心から思います。
今日のしつもん
「あなたが自分にかけている、いちばんきつい言葉。
そのすぐ奥にある気持ちは、なんですか?」
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
*よしよしメソッド
子どもの頭をなでて、よしよしするのと同じ。それを、自分にすることです。
どんな自分も、自分が味方になって受けとめます。
1. 受容:「そんな風に感じてるんだね」と、感じていることを否定せずに、そのまま認める
2. 労い:「わたし、よく頑張ってるよね〜」と、自分に声をかける
3. 問いかけ:「何のために、いまこの感情があるの?」と、自分に聞く
毎月2回、こんなふうに自分の内側を見る時間を、仲間と過ごしています。子どもの頭をなでて、よしよしするのと同じ。それを、自分にすることです。
どんな自分も、自分が味方になって受けとめます。
1. 受容:「そんな風に感じてるんだね」と、感じていることを否定せずに、そのまま認める
2. 労い:「わたし、よく頑張ってるよね〜」と、自分に声をかける
3. 問いかけ:「何のために、いまこの感情があるの?」と、自分に聞く
Harmoniaのことを聞いてみたい方は、こちらからどうぞ。
https://yukikokobashiri.com/contact-2/
