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学んでも変われないのは、学びが足りないからではありませんでした。スーパーで始めた自分へのしつもん

学んでも変われない。
本を読んでも、講座に通っても、しばらくすると、また元どおり。


「まだ勉強が足りないのかな?」
「次の講座に行けば、変われるかも」
「こんなにお金をかけたのに・・・」


そんな日、ありませんか?
わたしは、長い間そんな状態でした。


学んでも変われない。セミナーを渡り歩いていたころ




わたしは、セミナーにめちゃくちゃ通っていました。
学んで、学んで、学んで。
それでもなぜか、足りない気がしていました。


ハッとするタイトルの本を見つけると、つい買ってしまう。
学んだことを実践してみると、途中で急に不安になる。
エネルギーが、すっと落ちていく。


「こんなに頑張っているのに、なぜ?」


セミナーに行くたびにワクワクして、日常にもどると、またいつもの状態になる。
そして、次のセミナーを探す。
その繰り返しでした。


学んでも変われないのは、自分のことがわからなかったから




長い時間をかけて、わかったことがあります。
学びが足りなかったのではありませんでした。
自分のことが、自分でわかっていなかったことが原因でした。


みんなといても孤独を感じていたのも、
家族とつながれていない気がしていたのも、
自分とつながれていなかったからでした。


変われないのは、意志が弱いからではない。
学びの量が足りないからでもない。
自分を置いてきぼりにしたまま、前に進もうとしていたのです。


わからなさは、毎日の買いものにも出ていました。
スーパーに行っても、自分が何を食べたいのかがわからない。
2周しても、3周しても、何も買えずに出てきたことが何度もあります。


キャベツを選びながら、自分にしつもん




まず、スーパーから始めました。
キャベツを手にとって、「わたしにぴったりなのはどれ?」と聞いてみる。
最初は選べなくて、ぐるぐるするだけでした。


あるとき、キャベツを触って「これじゃない」と感じました。
はっきりした答えではなく、なんとなく。
その小さな声に、従ってみることにしました。


「わたし、今どんな気持ち?」
「これ、心地いい?」


そうやって問いかけるうちに、少しずつ、自分の声がわかるようになっていきました。
脳科学でも、「なんとなく」というからだの感覚は、ものごとを選ぶときの手がかりになると考えられています。


「わたし、今どんな気持ち?」
学ぶ前に、まず自分に聞くしつもん。

学ぶことは、今も大好き




学ぶことを、やめたわけではありません。
今も部屋には、心理・キャリア・自己啓発の本がぎっしり。
本を読むこと、学ぶことは、時間を忘れるほど好きです。


変わったのは、学ぶ理由でした。
「まだ足りない」を埋めるためではなく、知ることで体感が深まるのが楽しいから。
足りないものを外から足すのではなく、すでに持っているものに気づく。


自分へのしつもんを続けて、4年ほどたったある日のこと。
道を歩いていたら、何もないのに涙が出てきました。
この平和な日常に、ただ居るだけでいい。


存在しているだけで、ここに全部ある。


わたしは、人は、生まれながらに素晴らしい存在だと心から思います。
学んでも変われないと感じている人の中にも、その人だけの答えが、すでにあります。


今日のしつもん




今日、「なんとなく、これがいい」と感じたものは、なんですか?


思いつかない日は、この2つでも。
「わたしって、どんな人?」
「好きなものって、なに?」


浮かんだら、そのときのからだの感じも、一緒に味わってみる。
ほんの数秒で、できるしつもんです。


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