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苦手な人を許す方法——嫌いな理由に気づいたら、心がすっと軽くなった

許せない人がいて
しんどい思いをしていませんか?


顔を思い浮かべるだけで
気持ちが重くなる。


「あの人さえいなければ」
そう思ったこと、ありませんか?


わたしは、ありました。


しかも、その相手は
一緒にボランティアをしていた仲間でした。


今日は、苦手な人を許す方法を探していた
わたしに起きた、小さな気づきのことを
書いてみたいと思います。


大切な仲間が、苦手な人になった日




農業のボランティアをしていた時のことです。


わたしの大切な友人を
そのボランティアに紹介しました。


すると、いつの間にか
その友人も来るようになって。


最初はうれしかったんです。


でも、だんだんと
その人に会うたびに
なぜかイライラするようになったんです。


理由がわからなかった。


「なんでこんなに嫌なんだろう」


自分自身にずっと問いかけていました。


それが、3年ぐらい続いたんです。


嫌いだと感じる自分も
なんだか嫌でした。


苦手な人が気になる、本当の理由




ボランティアで収穫物が出たとき
わたしはいつも
みんなに平等に配っていました。


でも、その人は違った。


「欲しい人はどうぞ。
残ったら、わたしが持って帰りますね」


そうされると
みんな遠慮して
結局、誰も取らない。


わたしは思っていました。
「そこは配慮するところでしょう」って。


でも、あるとき気づいたんです。


「あ、これが嫌だったんだ」


もうひとつ、気づいたことがありました。


わたしも、本当は
「これ、欲しい」って
素直に言いたかったんです。


でも「平等にしなくちゃ」
「みんなに配慮しなくちゃ」があるから
自分の気持ちを抑えていたのです。


それをその人は
素直にやっていた。


だから、腹が立っていたんです。


苦手な相手って
実は、自分の中にある
「本当はこうしたい」を
映してくれている鏡なのかもしれない・・・



相手が悪いんじゃなく
相手の中に、自分が抑えているものを
見ていただけでした。


そう気づいた瞬間
不思議なことに
その人への怒りが、すっと消えたんです。


「許せない」は、あなたが悪いんじゃない




許せない気持ちがある。


それは、あっていいんです。


脳科学者の中野信子さんは
この状態を「正義中毒」と呼んでいます。


自分のルールと違うことをする人を見ると
脳は「許せない」という信号を出す。


しかもそのとき
脳は快感物質(ドーパミン)を出しているそうです。


つまり「許せない」は
あなたの性格の問題じゃなくて
脳の仕組みなんです。


誰にでも起きること。


そして、許せないということは
あなたの中に「大切にしているもの」があるということ。


仲良くしたい。
平等じゃなくちゃ。
はみ出したらダメ。


その気持ちがあったからこそ
自分と「違う」やり方をする人が
「間違い」に見えていた。


でも、相手も同じなのかもしれません。


その人にも、その人なりの
大切にしているものがある。


違っているだけ。
間違っているわけじゃない。



そう思えたとき
「こうすべき」「こうあるべき」と
握りしめていたものが
少しだけ、ゆるんだんです。


苦手な人を「許す」って、自分の非を認めることじゃなかった




「許したら負けだ」


そう思っていた時期もありました。


許すことは
自分の非を認めること、
相手を正当化することだと思っていたから。


でも、違いました。


許すって
相手のためじゃないのです。


相手を正すことでもなかった。


自分のこだわりを
そっと、ゆるめる(手放す)ことでした。



心理学の研究でも
「許しとは、相手の行為を容認することではなく
自分の中に平和を取り戻すプロセス」
と言われています。


許すことで
不安やストレスが減ったり
心の回復力が高まるという研究結果も
報告されています。


許すって
相手を好きになることじゃない。
非を認めることでもない。


「こうすべき」をゆるめて
今の自分に
「それでいいよ」と言ってあげること。



そう思えたら、少し楽になりました。


許せないときは、自分にこう聞いてあげて




だから、無理に許さなくていい。


許せないなら、許せないでいい。


ただ、もし心がしんどくなったら
自分に、こう聞いてあげてみてください。


「許せないんだね。うん、わかるよ」


まず、自分を抱きしめて、
「よしよし」と受け止めてあげる。


そして、ゆっくりと。


「何があったの?」


「どんな気持ちだったの?」


「本当は、どうしたかったの?」


「そうなるために、何ができる?」


答えは出なくても大丈夫。
泣きたくなっても大丈夫。


自分の声を聴いてあげようとした。
それだけで、心はほっとします。


3つのしつもん




もうひとつ
しつもんを置いておきますね。


苦手なあの人のことを
少しだけ、違う角度から見てみるための
3つのしつもんです。


どんな答えもOK。
わからなくてもOK。
自分の答えを、評価しなくてOK。


浮かんだことを
そのまま受け取ってみてください。


ひとつめ。
「その人の、何が気になりますか?」


ふたつめ。
「それは、自分の中にもありますか?」


みっつめ。
「もし許せたら、どんな気持ちになりますか?」


何か浮かんだら
それが、あなたの中にある答えです。


浮かばなくても、大丈夫。


聴いてあげようとした。
それだけで十分なんです。


苦手な相手を許すって
相手を好きになることじゃないのかもしれません。


相手の中に映っている
自分の本音に気づいてあげること。



それだけで
心が少し軽くなります。


今の自分を
愛おしいと思えたら。


嬉しいです。


今日のしつもん




この投稿を読んで
気づいたこと、感じたことは
なんですか?



よかったら、あなたのお答えを
下欄で教えてくださいね。


自分だけじゃなかった。
そう思えただけで、大丈夫。


うまくいってるよ。


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