こばしりゆきこ 質問で未来を創る

子育てをしていると
勉強をしていないこと
宿題をしていないことが
とても気になります。

わたし達おとなは
「勉強しなさい！」
「宿題は？」
「いつになったらやるの」

などと
子ども達をコントロールしようと
してしまいます。

背景には

「あとでまとめて勉強するのは大変」
「後悔してほしくない」
「困らないように」

という
親心からからなのです。

一方で
「コントロールすること」
による、残念な結果もたくさんあります。

コントロールは瞬時に
子どものやる気を奪うと言われます。

心の中は
「やりたくない」
「なんで、言うこと聞かなきゃなんないだろ」

悶々とした思いで、いっぱいになります。

「何度言ったらわかるの！」と

怒られ続ければ、
反感を持ち続け、信頼関係が
薄れていきます。

こんな時は

「なんのために勉強するのかなぁ？」

と聞いてみます。
すると、やらされていた勉強が
意味のあるものに変わっていきます。

もちろん
その答えは
わたし達が望まない答えもあることでしょう。

ここで大事なのは
どんな答えであっても
決して　　

否定はしないでほしいのです。　

どんな答えも正解です。
その子の答えなのですから
ダメな答えはないのです。

「なるほど、ママに怒られないように
勉強するのか。そう思うよね。
ほかにはどんな答えがある？」

子どもの答えをまずは
うけとめて、なぜそう思うのかを
さらに考えてもらうことで
子どもなりの世界がどんどん
広がります。

「僕のためを思ってだと思う」
「そうだね、ママはあなたのためって
言ってたね。あなたは本当はどう思う？」

と子どもの気持ちを聞くことができたり

「いい学校に行くため」
「そっか　いい学校で何したいのかな？」と
裏側にある思いや考えが出てきます。

大事なのは
勉強することに意味や価値を
見つけることなのです。

「なんのために勉強するのかなぁ？」
この質問によって
勉強の意味や価値が見つかるきっかけに
なると嬉しいです。

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今日の質問
「どんな問いを、投げかけますか？」

今日も最後まで
お読みいただき、ありがとうございました。